文献

J-GLOBAL ID：201002282408656131   整理番号：10A0457314

結晶粒界移動に及ぼす粒子の影響に関する実験的検討

An experimental study on the influence of particles on grain boundary migration

著者 (5件)： JANIS Jesper (Royal Inst. of Technol.-KTH, Stockholm, SWE) ,  NAKAJIMA Keiji (Royal Inst. of Technol.-KTH, Stockholm, SWE) ,  KARASEV Andrey (Royal Inst. of Technol.-KTH, Stockholm, SWE) ,  SHIBATA Hiroyuki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  JOENSSON Paer G. (Royal Inst. of Technol.-KTH, Stockholm, SWE)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 45  号： 8  ページ： 2233-2238  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Fe-20%Cr合金の1200~1400°Cの熱処理における結晶粒界移動に及ぼす窒化物-酸化物粒子の影響を調査した。実験では合金をTi及びZrで脱酸してO量を150ppmの一定とし,N量を65,248,490ppmの3段階に変えることで介在物粒子の組成と量を変えた。結晶粒界の曲率と粒子による固着効果は,共焦点レーザ顕微鏡(CSLM)を用いて同時連続的に測定し,介在物組成をX線マイクロアナライザ(EPMA)で分析した。N量の多いほど窒化物介在物の数が増え,平均粒径は小さくなった。熱処理による結晶成長と介在物粒子による固着効果について,介在物の組成と数,位置及び熱処理温度での溶解との関係で考察した。

シソーラス用語： *結晶粒界 ,  粒子 ,  *粒界移動 ,  *鉄合金 ,  クロム含有合金 ,  熱処理 ,  脱酸素 ,  チタン ,  ジルコニウム ,  非金属介在物 ,  結晶成長 ,  酸素

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (2件)： 結晶粒界移動 ,  実験