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J-GLOBAL ID：201002282433916202   整理番号：10A0890576

微生物により影響される鉄と鋼の腐食に対する保護層としての微生物で生産された重合物質

Studies on the application of microbially produced polymeric substances as protecting layers against microbially influenced corrosion of iron and steel

著者 (6件)： STADLER Reinhard (DECHEMA e.V., Frankfurt am Main, DEU) ,  FUERBETH Wolfram (DECHEMA e.V., Frankfurt am Main, DEU) ,  GROOTERS Mariel (Univ. Duisburg-Essen, Duisburg, DEU) ,  JANOSCH Claudia (Univ. Duisburg-Essen, Duisburg, DEU) ,  KUKLINSKI Andrzej (Univ. Duisburg-Essen, Duisburg, DEU) ,  SAND Wolfgang (Univ. Duisburg-Essen, Duisburg, DEU)
資料名： Corrosion Conference and Expo 2010, Vol.4  (Corrosion Conference and Expo 2010, Vol.4)
ページ： 2511-2523  発行年： 2010年 
JST資料番号： K20100028  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鋼に硫酸還元バクテリアが付着することを防止するために細胞外菌重合物質(EPS)の応用を検討した。種々のバクテリアの細胞外重合物質をバイオ膜から採取し,純化し,たんぱく質,炭水化物およびグルクロン酸の化学種を重点に,解析した。落射蛍光顕微鏡(EFM),原子間力顕微鏡(AFM)を用いて層の生成とバクテリアの付着を調べた。Desulfovibrio vulgaris(D.v)-EPS層の存在によってC.vの付着が影響され,付着セルの数は処理を施さない金属表面に比して著しく少なかった。この効果は時間的な制約を受け,このことはEPSの弱い付着性に関係すると思われる。固着剤あるいは結合剤を添加しても安定したEPS層は得られなかった。ポリリジン物質ポリLリジンを下塗剤と固着剤として2度塗りすれば安定化が得られることが分かった。

シソーラス用語： *生物腐食 ,  *硫酸還元菌 ,  *生物膜 ,  重合体 ,  タンパク質 ,  炭水化物 ,  安定化
準シソーラス用語： 微生物腐食 ,  保護層

分類 (1件)： 腐食  (WB03030B)

物質索引 (1件)： グルクロン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 微生物 ,  鉄 ,  鋼 ,  腐食 ,  重合 ,  物質