文献
J-GLOBAL ID:201002282516151895   整理番号:10A1251361

アリシンは活性酸素種依存性情報伝達系を弱めることにより心肥大及び線維化を保護する

Allicin protects against cardiac hypertrophy and fibrosis via attenuating reactive oxygen species-dependent signaling pathways
著者 (15件):
資料名:
巻: 21  号: 12  ページ: 1238-1250  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
酸化ストレスの増加は慢性心肥大及び心不全の病因論と関連がある。アリシンがin vitro及びin vivoで酸化ストレスを抑制することから,著者らはアリシンが酸化ストレス依存性情報伝達を遮断することにより心肥大を阻止するであろうという仮説を立てた。著者らは,この仮説を調べるために初代培養心筋細胞及び線維芽細胞ならびに確立した心肥大動物モデルを用いた。著者らの結果は,アリシンがAngIIあるいは圧過負荷により誘発された肥大性応答を著しく阻害することを示していた。アリシンは活性酸素種(ROS)生成及びNADPHオキシダーゼ活性の増加を有意に抑制した。著者らの更なる試験は,心肥大に及ぼすこの阻止作用がROS依存性ERK1/2,JNK1/2及びAKT情報伝達経路の活性化の遮断を介して起こることを示した。付加的試験は,アリシンが核性因子-κB及びSmad2/3情報伝達の活性化をそれぞれ遮断することにより炎症及び線維化を消失させることを示した。これらの作用の組合せは心臓刺激に応答して心機能保全を引き起こした。その結果,これらの知見は,アリシンが多様な細胞内情報伝達に関わるROS依存性機構を通して心機能を保護し,心肥大の発生を予防することを示すものであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜とその加工品  ,  循環系の基礎医学  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る