空気-水界面におけるリボヌクレアーゼAの吸着に対する尿素およびグリセロールの影響

HUESECKEN Anne K.; EVERS Florian; CZESLIK Claus; TOLAN Metin

文献

J-GLOBAL ID：201002282517885418 整理番号：10A0898255

空気-水界面におけるリボヌクレアーゼAの吸着に対する尿素およびグリセロールの影響

Effect of Urea and Glycerol on the Adsorption of Ribonuclease A at the Air-Water Interface

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資料名：
巻： 26 号： 16 ページ： 13429-13435 発行年： 2010年08月17日
JST資料番号： A0231B ISSN： 0743-7463 CODEN： LANGD5 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

空気-水界面に吸着したリボヌクレアーゼA(RNase)の界面構造に対する非イオン共溶媒の影響について報告した。吸着層の詳しい体積分率プロファイルを得るため,および吸着物質の構造に対するグリセロールおよび尿素の影響を共溶媒濃度の関数として追跡するためX線反射率を応用した。研究したすべての条件において,吸着したRNase層はコンパクトな形状を保ち界面における吸着分子は平らに横たわった配向をとる。蛋白質を安定化するグリセロールおよび不安定化する尿素の双方が吸着物質RNaseに大きな影響を及ぼす。表面過剰量はグリセロール含有量に対し直線的に減少し,また低い尿素濃度においても減少することがわかった。しかし高い尿素濃度では吸着層の一部が脱水和し空気にさらされるようになる。吸着蛋白質の電子密度および体積分率プロファイルは,これらの効果が異なった機構によって支配されるという明確な証拠を提供する。

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液-気界面 , 蛋白質・ペプチド一般 , 非電解質水溶液

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