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J-GLOBAL ID：201002282533705608   整理番号：10A0659013

ソーシャルアウェアネスを持つネットワーク設計ゲーム

Socially-Aware Network Design Games

著者 (4件)： ELIAS Jocelyne (Politecnico di Milano) ,  MARTIGNON Fabio (Univ. Bergamo) ,  AVRACHENKOV Konstantin (INRIA Sophia Antipolis) ,  NEGLIA Giovanni (INRIA Sophia Antipolis)
資料名： Proceedings. IEEE INFOCOM  (Proceedings. IEEE INFOCOM)
巻： 2010 Vol.1  ページ： 41-45  発行年： 2010年 
JST資料番号： E0920A  ISSN： 0743-166X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ネットワーク設計において,利己的エージェントにより生成される安定ネットワークのキャラクタリゼーションにゲーム理論,特にNash均衡を用いた研究が登場しているが,そこではユーザが非協調的であり,効率的でないNash均衡に至る場合が多い。これに対し本論文では,ソーシャルアウェアなネットワーク設計ゲームを2種類提案した。第1のネットワーク設計ゲームはソーシャルアウェアネスネットワーク設計(SAND)ゲームであり,そこでは利用者が個人的関心および社会的関心を共に結合した目的関数を持つことを特徴としている。しかしSANDゲームでは,利己的ユーザの場合に比べて最悪安定ネットワークの実現により多くのコストがかかることを指摘し,それを解決するために,ネットワーク管理者駆動型SANDゲーム(NAD-SAND)の提案を行った。それぞれについて詳細な議論を行った。さらに,実ISPネットワークトポロジーとランダムネットワークトポロジーにおいて,SANDおよびNAD-SANDゲームの数値実験を実施し,その結果を示した。それにより,安定性および効率性を備えたネットワークの実現にはこれらの手法が有効であることを示すとともに,NAD-SAND方式では,劇的な性能改善が実現できる場合があることを述べた。

シソーラス用語： *Nash均衡 ,  システム設計 ,  *通信網 ,  ゲーム理論 ,  社会システム ,  目的関数 ,  ゲーム ,  エージェント ,  ネットワーク管理 ,  ネットワーク構造 ,  実験
準シソーラス用語： ソーシャルアウェアネス ,  ネットワークトポロジー ,  *ネットワーク設計 ,  数値実験 ,  利己的エージェント

分類 (2件)： ゲーム理論  (KA03060T) ,  電話・データ通信・交換一般  (ND11010T)

タイトルに関連する用語 (2件)： 設計 ,  ゲーム