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J-GLOBAL ID：201002282640454910   整理番号：10A0539200

FK506生合成におけるアリル基の起源

Origin of the Allyl Group in FK506 Biosynthesis

著者 (9件)： GORANOVIC Dusan (Acies Bio d.o.o., Ljubljana, SVN) ,  KOSEC Gregor (Acies Bio d.o.o., Ljubljana, SVN) ,  MRAK Peter (Lek Pharmaceuticals d.d., a Sandoz Co., Ljubljana, SVN) ,  FUJS Stefan (Acies Bio d.o.o., Ljubljana, SVN) ,  HORVAT Jaka (Acies Bio d.o.o., Ljubljana, SVN) ,  KUSCER Enej (Acies Bio d.o.o., Ljubljana, SVN) ,  KOPITAR Gregor (Lek Pharmaceuticals d.d., a Sandoz Co., Ljubljana, SVN) ,  PETKOVIC Hrvoje (Acies Bio d.o.o., Ljubljana, SVN) ,  PETKOVIC Hrvoje (Univ. Ljubljana, Ljubljana, SVN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 19  ページ： 14292-14300  発行年： 2010年05月07日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細菌の2次代謝産物のFK506(タクロリムス)は強力な免疫抑制活性を持つが,Streptomyces sp.MA6548(ATCC55098)のFK506遺伝子クラスターは部分的にしか決定されていない。Streptomyces tsukubaensis NRRL 18488のFK506のC21のアリル基を形成する5炭素拡張ユニットの生合成に関与する未知のFK506遺伝子クラスターを同定した。この通常でない拡張ユニット生合成に関与する遺伝子サブクラスターは新規のジケチドシンターゼ酵素複合体とオキシドレダクターゼ遺伝子をコードしていた。このケトシンターゼドメインをコードしている遺伝子群の1つの不活性化によりFK506の生産は停止したが,合成アナログであるアリルマロニル-CoA拡張ユニットの培養培地への添加で,その生産が回復することを見出した。5炭素拡張ユニットの形成における新規なジケチドシンターゼ系の機能とFK506のC21位置でのアリル基形成でのその関与を証明した。

シソーラス用語： Streptomyces ,  *多重遺伝子族 ,  構造遺伝子 ,  調節遺伝子 ,  *複合酵素系 ,  オキシドレダクターゼ ,  *アリル基 ,  *代謝経路 ,  エーテル ,  ケトン ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  アリル化合物 ,  脂環式アルコール ,  ラクタム ,  ラクトン ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： Streptomyces tukubaensis ,  *ジケチドシンターゼ ,  ポリケチドシンターゼ ,  *生合成経路

分類 (2件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

物質索引 (2件)： FK506 ,  FK-520

タイトルに関連する用語 (4件)： FK506 ,  生合成 ,  アリル基 ,  起源