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J-GLOBAL ID:201002282659858183   整理番号:10A0083711

アブラムシ科感染によるFagus sylvatica L.の生体揮発性有機化合物放出パターンにおける変動

Variation in biogenic volatile organic compound emission pattern of Fagus sylvatica L. due to aphid infection
著者 (8件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 227-234  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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揮発性有機化合物(VOC)は,オゾンまたはエーロゾル粒子の形成における大気過程およびその結果を理解するための興味の焦点であった。したがって,VOCは,気候変動に寄与する。本研究では,動的囲い込みシステムにおいて,Fagus sylvatica L.の木から放出された生体VOC(BVOC)を測定した。合計18の化合物:11のモノテルペン(MT),1つの酸化MT,1つのホモテルペン(C14H18),3つのセスキテルペン(SQT),イソプレンおよびサリチル酸メチルを同定した。アブラムシ科Phyllaphis fagi Lの存在との関係を決定するため,化合物の頻度分布を試験した。この木に感染があるとき,非常に多くのサンプルにリナロール,(E)-β-オシメン,α-ファルネセンおよび(E)-4,8-ジメチル-1,3,7-ノナトリエン(DMNT)として同定されたホモテルペンが存在することが見出された。アブラムシ科感染により,F.sylvatica L.から観測された放出スペクトルはMTからリナロール,α-ファルネセン,(E)-β-オシメンおよびDMNTに移動した。非感染および感染サンプルの両者において,サビネンが定量的に最も優勢な化合物であった。アブラムシ科の存在において,α-ファルネセンおよびリナロールが第2および第3の最重要な放出BVOCとなった。今回の調査に従って,放出フィンガープリントは一般的に推定されるより複雑であると予測された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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大気汚染一般  ,  有害ガス調査測定  ,  異種生物間相互作用  ,  動植物,微生物のその他の産生物質 
物質索引 (6件):
物質索引
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