文献
J-GLOBAL ID:201002282667527064   整理番号:10A1046159

新しい光源(照明)-LED・有機EL・無機EL-有機EL照明の動向

著者 (1件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 9-15  発行年: 2010年09月30日 
JST資料番号: G0259A  ISSN: 0388-9564  CODEN: TAENAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
有機ELの特徴は,薄型軽量,面発光体,高速応答などが挙げられる。有機ELは光を取り出す必要があるので,少なくとも一方は透明電極である必要がある。光の取り出しは基板側から取り出すボトムエミッション方式と成膜側から取り出すトップエミッション方式がある。透明電極には酸化インジウムスズ(ITO)が用いられることが一般的であるが,導電性が高く透明性の高いITOの作成には数百°Cに基板加熱が必要である。降極金属には,電子注入の障壁を下げるために仕事関数の低い金属が利用されるが,低仕事関数を持った持った金属は活性であり水や酸素に弱く,初期の有機ELの劣化要因の1つであった。半導体LEDはその高輝度と寿命の長さが特筆すべきであり,現在急速に低価格化が進むとともに,爆発的に各所で普及しつつある。ただし半導体LEDはその特徴から局所的な照明に向いており,面光源のような拡散光源向きではない。有機材料のELスペクトルは,比較的半値幅が広くブロードなので補色を利用した発光でもかなり良好な白色が得られる。演色性の基準は太陽光で,有機ELでは青,緑,黄,赤の4つの発光材料を使用すれば,ほぼ太陽光のような可視光領域で連続的なスペクトルを得ることができる。有機EL照明は,半導体LEDと共に経済産業省の「資源エネルギー政策の見直しの基本方針」で高効率照明の普及促進の対象となっており,次世代照明への期待の高さが窺える。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発光素子 

前のページに戻る