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J-GLOBAL ID:201002282758595518   整理番号:10A1151676

細胞変性と接着の特性を有する細菌巨視的ロープ様繊維

Bacterial Macroscopic Rope-like Fibers with Cytopathic and Adhesive Properties
著者 (9件):
資料名:
巻: 285  号: 42  ページ: 32336-32342  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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腸管出血性大腸菌(EHEC)菌株および腸管病原性大腸菌(EPEC)菌株において発見した肉眼で観察可能なロープ様の原繊維構造の構造,生化学的特徴付け,および構成因子の同定を試みた。このロープ様構造体はコンゴレッドおよびチオフラビンT色素に結合する高度に凝集性で不溶性な構造体であり,陰イオン性界面活性剤や高温に対して安定だった。ロープ様構造体の切片の観察を行ったところ,内部に細菌が存在することが分かった。ロープ様構造体を質量分析により解析したところ,構造体が分泌蛋白質EspPにより構成されていることが分かった。espP遺伝子を欠損した変異株は構造体を形成できなかった。また,構造体を形成できないK-12菌株へのespP遺伝子の導入は構造体の形成を誘導した。精製した単量体EspPはロープ様構造体を自己組織化することができた。ロープ様構造体はHeLa細胞に対して結合して細胞死を誘導した。また,ロープ様構造体は大腸菌の抗菌剤耐性を強めた。ロープ様構造体はEHECおよびEPECの生存と病原性において重要な役割を果たしていると結論付けた。
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分類 (2件):
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微生物感染の生理と病原性  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (4件):
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