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J-GLOBAL ID:201002282846154785   整理番号:10A0988644

室温のOstwald熟成による大きなサイズの気孔をもつメソ多孔性BaSO4ミクロスフェアの生成

Formation of Mesoporous BaSO4 Microspheres with a Larger Pore Size via Ostwald Ripening at Room Temperature
著者 (2件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 3838-3842  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大きな気孔をもつメソ多孔性のBaSO4ミクロスフェアをγ線照射によって合成した。このミクロ球の生成過程は2つの段階に分かれる。第一の段階では,S2O82-とBa2+イオンを含む水溶液に嫌気性の状態でγ線を照射するとEDTAが存在する場合はBaSO4のナノ粒子が生成され,その後集合してミクロ球を形成した。しかしEDTAが存在しないと枕状のBaSO4微結晶になった。この生成過程では,EDTAとSO42-イオンの濃度がミクロ球形成の重要な因子になることがわかった。γ線の初期照射によって形成されたミクロ球は小さなサイズの気孔をもつメソ多孔性の構造を示している。小さなナノ粒子は表面エネルギーが高いので,このBaSO4ナノ粒子中でも特に小さな粒子はγ線照射している間に溶解してしまうため,BaSO4の溶解度は高くなる。その後より大きなナノ粒子の表面に再び沈澱して新しい再溶解-結晶化バランスに達する。この第二段階のOstwald熟成によって大きなサイズの気孔をもつメソ多孔性構造のミクロ球が形成されることがわかった。大きなサイズの気孔をもつメソ多孔性BaSO4のミクロ球は触媒の担体や吸着剤として有効である。
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分類 (3件):
分類
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放射線化学一般  ,  その他の無機化合物の結晶構造  ,  吸着剤 
物質索引 (1件):
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