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J-GLOBAL ID:201002282853356989   整理番号:10A1200961

日本企業によるグローバルなネットワーク形成と知識結合

Global Network Formation and Knowledge Linkages by Japanese Firms
著者 (1件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 600-617  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: L0477B  ISSN: 1883-4388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿は,グローバル企業の知識結合に着目し,日本企業による外資導入の実績に関する資料を基に,社会ネットワーク分析を用いて組織間の関係構造を考察した。さらに共分散構造分析を用いて,知識結合に基づく企業間ネットワークの特性と,企業のパフォーマンス(経済的成果)との関連性について検討した。分析の結果,製造業18業種がコンポーネント数や平均次数といったネットワーク統計量の差異によって六つのグループに類型化された。ノード数が多く複雑なネットワークを,ブロックモデルを用いて縮約化することによって,知識結合において重要な役割を果たすグローバル・ハブが抽出された。また,多母集団同時分析によって,ネットワークの関係構造において優位な位置にあるノードほど,財務諸表で測られる企業のパフォーマンスに対して正の影響を与えることが示された。さらに,医薬品や電気機器,自動車等,精密機械など科学的・分析的知識を必要とする業種ほど,ネットワーク優位性の影響が強く働くことが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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人文地理学 
引用文献 (40件):
  • 浅川和宏 2003. 『グローバル経営入門』日本経済新聞社.
  • 浅川和宏 2006. メタナショナル経営論からみた日本企業の課題--グローバルR&Dマネジメントを中心に. RIETI Discussion Paper Series 06-J-030: 1–31.
  • 朝野煕彦・鈴木督久・小島隆矢 2005. 『入門 共分散構造分析の実際』講談社.
  • 伊藤邦雄 2007. 『ゼミナール企業価値評価』日本経済新聞社.
  • 祷 道守 2001. 企業財務データと共分散構造分析による収益性と企業価値の分析. 年報経営分析研究 17: 62–69.
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