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J-GLOBAL ID：201002282855817720   整理番号：10A0386756

ワイヤ放電加工におけるワイヤ電極の自励振動の研究

Study on Self-excited Vibration of Wire Electrode in Wire-EDM

著者 (2件)： HIRAI Shunsuke (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  KUNIEDA Masanori (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN)
資料名： International Journal of Electrical Machining  (International Journal of Electrical Machining)
号： 15  ページ： 39-44  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： L3380A  ISSN： 1341-7908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 放電繰り返し率の同期振動によるワイヤEDMにおけるワイヤ電極の自励振動について述べた。ワイヤ振動と放電発生の間の相互関係を調べるために,ワイヤ変位と放電電流を,光学センサ及び電流センサをそれぞれ使用して測定した。ワイヤ振動の周波数は放電繰り返し率の変化と一致し,放電繰り返し率はワイヤがワークピースから離れる時よりも接近するときの方がより高いことが分かった。しかしながら,気泡は放電が完了しても膨張し続けるため,気泡破裂力の衝撃はワイヤがワークピースに接近するときに比べて離れるときにより大きい。したがって,力の方向がワイヤの動く方向と同じため,気泡破裂力は各振動サイクル対してワイヤに運動エネルギーをもたらし,ワイヤの自励振動につながる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ワイヤ放電加工 ,  *工具電極 ,  *自励振動 ,  周波数 ,  気泡 ,  破裂
準シソーラス用語： *ワイヤ電極 ,  気泡破裂

分類 (1件)： 特殊加工  (QC04000Y)

引用文献 (11件)：

• PANSCHOW, R. Uber die Krafte und ihre Wirkungen beim electroerosiven Schneiden mit Drahtelektrode. Dissertation, T. U. Hannover. 1974
• DEKEYSER, W. L. Geometrical Accuracy of Wire-EDM. Proc. of ISEM-9, 1989. 1989, 226-232
• KUNIEDA, M. Reaction Forces Observed in Pulse Discharges of EDM. IJEM. 2003, 8, 51-56
• OBARA, H. Single Discharging Force and Single Machining Volume of Wire EDM. Proc. of ISEM-11, 1995. 1995, 85-93
• YAMADA, H. Transient Response of Wire Vibration System in Wire Electrical Discharge Machining. J. of JSPE. 1997, 63, 11, 1548-1552

タイトルに関連する用語 (4件)： ワイヤ放電加工 ,  ワイヤ電極 ,  自励振動 ,  研究