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J-GLOBAL ID:201002282858652349   整理番号:10A0060499

モックアップCZ試験でのベントナイトバリアの鉱物学的な変化

Mineralogical changes in bentonite barrier within Mock-Up-CZ experiment
著者 (7件):
資料名:
巻: 47  号: 1-2  ページ: 10-15  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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研究所内でモックアップCZ試験を行い,ベントナイトをベースとしたバリアの鉱物学的な変化をX線回折で評価した。バリアの材料は,非活性化ベントナイト(85vol.%)(Ca2+交換性陽イオンを伴ったFeモンモリロナイトを含む),ケイ砂(10vol.%)および,グラファイト(5vol.%)の混合物である。バリアを,45カ月間,熱応力(最大90°Cまで)と人工の”花崗岩”水にさらした。熱源かつ,あるいは,水源からの深さと距離が異なった場所から採取した70種の分析試料のうち,10種の試料は,最初のスメクタイトからイライト/スメクタイト混合構造(3種の試料)への,あるいは,バイデライト構造(7種の試料)への,測定可能なほどの変質を示した。イライト/スメクタイト混合構造の形成は,低温場(40~50°C)に限定されていたが,一方,バイデライトの形成は,さらに高温(50~80°C)で作用した地帯で生じた。スメクタイト変質の及ぶ範囲が低い(1~2wt.%)原因は,自然界における類似プロセスの持続時間と対比して,試験が比較的短時間であること,および,水和反応に使用された人工水からのカリウムカチオンの供給が制限されていたためであった。上述の変化に加えて,試験で配置した上層部分で,言い換えれば,水源に直接接する地帯で,イライト変成帯に隣接して新たに形成した石膏を検出した。石膏の形成は,共通のアクセサリーである最初のベントナイトから,あるいは,熱移行による系で使用されたグラファイトから得られた黄鉄鉱相の酸化によるものとして解釈できた。非変質混合物とは対照的に,石膏のクラスターから成る,数mm幅のイライト変成帯は,著しく低いイオン交換能を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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放射性廃棄物  ,  珪酸塩鉱物 
タイトルに関連する用語 (3件):
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