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J-GLOBAL ID:201002282869385555   整理番号:10A0156603

山口県,田部盆地南部のジュラ系豊浦層群の層序の再検討

Stratigraphic revision of the Jurassic Toyora Group of the southern part of the Tabe basin, Yamaguchi Prefecture, southwest Japan.
著者 (1件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 27-44  発行年: 2010年01月15日 
JST資料番号: F0528A  ISSN: 0016-7630  CODEN: CHTZA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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山口県西部の田部盆地南部に分布する豊浦層群は,下位より東長野層,西中山層,歌野層,および歌野層と一部同時異相の阿内層(新称)から構成される。最近,海生動物化石を含む歌野層と植物化石を多産する阿内層とは不整合関係にあり,阿内層は豊西層群清末層の一部層とされた。しかし,歌野層と阿内層の境界を画する礫岩層は,海底で堆積した重力流堆積物であること,また,植物化石に富む阿内層下部と生物擾乱の顕著な歌野層最上部の漸移関係が認められることから,両層は一部同時異相の関係にあることが明らかになった。歌野層から阿内層に至る堆積環境は,時間・空間的に内湾のプロデルタスロープからファンデルタスロープへと推移する一連の海退期の堆積相を示すと考えられる。阿内層の年代は,年代の知られている植物群との対比,および豊浦層群の上限年代がCallovianを示すことからBathonian-Callovianと考えられる。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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層位学,地史学,古地理学一般 
引用文献 (74件):
  • Allen, P., 1981, Pursuit of Wealden models. Jour. Geol. Soc. London, 138, 375-405.
  • Batten, D. J., 1974, Wealden palaeoecology from the distribution of plant fossils. Proc. Geol. Assoc., 85, 433-458.
  • Bouma, A. H., 1962 ed., Sedimentology of Some Flysch Deposits. Elsevier Publs., Amsterdam, 168p.
  • Crowell, J. C., 1957, Origin of pebbly mudstones. Bull. Geol. Soc. Amer., 68, 993-1009.
  • 長谷 晃(Hase, A.), 1958, 西中国・北九州の後期中生界の層序と構造.広島大学地学研報(Geol. Rep. Hiroshima Univ.), 6, 1-50.
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