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J-GLOBAL ID：201002282894902165   整理番号：10A0354307

ハイドロタルサイト化合物を用いたヒ酸塩除去に対する共存溶質の影響

The effect of co-existing solutes on arsenate removal with hydrotalcite compound

著者 (8件)： KISO Y. (Toyohashi Univ. Technol., Toyohashi, JPN) ,  JUNG Y. J. (Catholic Univ. Pusan, Pusan, KOR) ,  YAMAMOTO H. (Toyohashi Univ. Technol., Toyohashi, JPN) ,  OGUCHI T. (Toyohashi Univ. Technol., Toyohashi, JPN) ,  KUZAWA K. (Toyohashi Univ. Technol., Toyohashi, JPN) ,  YAMADA T. (National Inst. of Public Health, Ministry of Health, Labor and Welfare, Tokyo, JPN) ,  KIM S. S. (Catholic Univ. Pusan, Pusan, KOR) ,  AHN K. H. (Catholic Univ. Pusan, Pusan, KOR)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 61  号： 5  ページ： 1183-1188  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 筆者等の既報で,無機アニオン交換剤であるハイドロタルサイト(HTAL)のCl^-を有するHTAL-Clが,ヒ酸塩の吸着剤として高い性能を有することを示した。このHTAL-Cl^-のヒ酸塩除去性能に対する,PO₄^3-,CO₃^2-,SO₄^2-とCl^-等の溶質が共存する場合の影響を調べた。HTAL-Clによるヒ酸塩除去はpH依存性があり,pH5~8で最もよく除去した。共存イオンの影響はPO₄^3-が最も大きく,次がCO₃^2-でCl^-の影響が最も小さかった。As(V)とリン酸塩共存の2成分系での吸着等温式は,改良Langmuir式で近似できた。また,カラム吸着実験では,As(V)よりリン酸塩の方がHTAL-Clへの吸着力が強いため,リン酸塩があるとAs(V)が放出されることが判った。

シソーラス用語： 重金属汚染 ,  ヒ素 ,  *ヒ酸塩 ,  用水処理 ,  物理的水処理 ,  *吸着剤 ,  *ハイドロタルサイト ,  陰イオン交換 ,  塩化物 ,  アニオン ,  *リン酸塩 ,  炭酸イオン ,  硫酸イオン ,  吸着等温式 ,  溶質 ,  Langmuir吸着等温式 ,  リン酸イオン ,  塩素イオン ,  環境汚染
準シソーラス用語： 共存

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  用水の物理的処理  (SC02030T)

タイトルに関連する用語 (4件)： ハイドロタルサイト化合物 ,  ヒ酸塩 ,  共存 ,  溶質