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J-GLOBAL ID:201002282905004490   整理番号:10A1065609

テッポウウオにおける視覚皮質のない方位顕在性と標的選択

Orientation saliency without visual cortex and target selection in archer fish
著者 (3件):
資料名:
巻: 107  号: 38  ページ: 16726-16731  発行年: 2010年09月21日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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自然環境下でテッポウウオは捕獲行動を示し,特出した草木にとどまる昆虫を検出し,口から放出した水流でこれを撃ち落とす。今回,視覚皮質のないテッポウウオが視覚皮質と強く関連する視覚行動を示すかどうかを検討し,ヒトと比較した。ヒトとテッポウウオに同じタイプの刺激を用いた。テッポウウオを水槽に入れ,真の昆虫に代わって画像で提示した昆虫を打つように訓練し,報酬として餌を与えた。2つのバーの方位はお互いに独立し,水平あるいは垂直においた。すべてのテッポウウオは標的を打つ明確な選択性を示し,方位顕在性があった。ヒトでは,赤の固定ドットを提示し,その表示を刺激に置換し,どれほどの標的が表示されたかの特定を求めた。テッポウウオで観察した方位顕在性は,ヒトで観察したものと類似した。ヒトとテッポウウオ間には法外な進化的距離があるが,本知見は,方位に基づく視覚的顕在性が効率的な視覚情報処理過程の基本的な構築ブロックを構成すると示唆した。
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分類 (2件):
分類
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視覚  ,  個生態学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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