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J-GLOBAL ID：201002282910871224   整理番号：10A0127837

広葉樹林拡大のため河川水酸-感受性評価に対する各種臨界負荷アプローチの比較

Comparison of different critical load approaches for assessing streamwater acid-sensitivity to broadleaf woodland expansion

著者 (4件)： GAGKAS Z. (School of GeoSciences, The Univ. of Edinburgh, Crew Building, West Mains Road, Edinburgh, EH9 3JN, GBR) ,  HEAL K.v. (School of GeoSciences, The Univ. of Edinburgh, Crew Building, West Mains Road, Edinburgh, EH9 3JN, GBR) ,  NISBET T.r. (Forest Res., Alice Holt Lodge, Farnham, Surrey, GU10 4LH, GBR) ,  STUART N. (School of GeoSciences, The Univ. of Edinburgh, Drummond Street, Edinburgh, EH8 9XP, GBR)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 408  号： 6  ページ： 1235-1244  発行年： 2010年02月15日 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 淡水酸性化に関する潜在的悪影響により,表面水に関する森林拡大の影響のリスク評価が必要である。臨界負荷方法はこうしたリスク評価の標準法であり,安定状態水化学(SSWC)と1次酸性バランス(FAB)モデルが最も広く使用される2つのモデルである。イギリスにおいて淡水酸性化に関して森林拡大の影響評価の推奨リスク評価はSSWCモデルが使用され,一方FABモデルは放出対策を導くのに使用されている。本研究はイギリスの酸性-感受性区域において広葉樹林被覆の異なる割合を持つ14の流域内酸性化への河川水の感受性評価のため,2つのモデルの比較である。両モデルは同じ流域において河川水臨界負荷の過剰を予測したが,過剰の大きさは窒素プロセスの異なる処理により変化した。FABモデルは河川水への高い窒素浸出を考慮せず,いくつかの流域内ハンノ木による窒素の蓄積と/または固定化に寄与し,一方両モデルは高い海塩蓄積の影響を理解した。多くの流域における臨界負荷過剰は各種酸中性化容量しきい値または流出推定を用いるのに感受性ではなく,恐らく臨界負荷値と酸堆積負荷間の大きな違いによると思われる。しかし評価は流域内計算手法における違いにより感受性であり,そこでは窒素堆積が風化から塩基カチオンの利用性が類似していると/または臨界負荷過剰値が<1keqH⁺/ha/年であった。両モデルからの臨界負荷過剰値は,調査流域の指標無脊椎動物サンプルに基く酸-感受性の評価と一致した。したがってイギリスにおいて現在使用されている方法は,表面水酸性化と生態系状態に関する広葉樹林拡大のリスク評価に強力であると思われる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *広葉樹林 ,  無脊椎動物 ,  *酸性化 ,  *数学モデル ,  臨界量 ,  感受性

分類 (3件)： 動植物被害  (SB03080A) ,  植物に対する影響  (EE05030G) ,  研究開発  (SA01040R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 広葉樹林 ,  拡大 ,  河川水 ,  酸 ,  感受性 ,  評価 ,  臨界