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J-GLOBAL ID:201002282968890342   整理番号:10A0145408

バクテリオファージT4の長尾線維蛋白質gp37の2シャペロン補助による可溶性発現と精製

Two-chaperone assisted soluble expression and purification of the bacteriophage T4 long tail fibre protein gp37
著者 (7件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 116-121  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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バクテリオファージT4はその長尾線維蛋白質遺伝子産物(gp)37を通じて宿主細胞を認識する。gp37は単量体当たり1026アミノ酸を有する蛋白質で,長尾線維の遠位端で線維性並行ホモ三量体を形成する。他の遠位半線維蛋白質のgp36は非常に小さく,単量体当たり221アミノ酸の三量体を形成する。gp37の機能的および構造的研究は適切量の生産ができないことで妨げられてきた。2ベクター系でのバクテリオファージT4がコードしている2つのシャペロンを共発現することで可溶性gp37を生産した;それぞれのシャペロンを別々に共発現しても正しく折り畳まれた三量体蛋白質の相当量は得られなかった。バクテリオファージT4遺伝子37と38を含む和合性二シストロン発現ベクターを有する細菌に,バクテリオファージT4線維蛋白質シャペロンgp57の発現ベクターを共形質転換した。gp37遺伝子のアミノ末端に6ヒスチジンタグをコードさせた。ヒスチジンタグとgp37の12~1026残基を含む組換え三量体gp37を溶解細菌液からその後のニッケルアフィニティー,分子ふるい,強陰イオン交換カラムクロマトグラフィーで精製した。細菌培養液1リッター当たり約4mgの精製蛋白質の収率を達成した。電子顕微鏡で長さが約63nmの線維を蛋白質が形成することを確認し,無傷の遠位半線維の残り11nmはおそらくgp36と考えられた。正しく折り畳まれた精製gp37は受容体結合研究,高分解能構造研究,および細菌の特異結合と探知に有用である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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遺伝子操作  ,  ウイルスの生化学  ,  生物学的機能 
物質索引 (1件):
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