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J-GLOBAL ID：201002283023384811   整理番号：10A1018346

GH3ファミリーインドール酢酸アミドシンテターゼによるオーキシン抱合の動力学的根拠

Kinetic Basis for the Conjugation of Auxin by a GH3 Family Indole-acetic Acid-Amido Synthetase

著者 (5件)： CHEN Qingfeng (Huazhong Agricultural Univ., Wuhan, CHN) ,  WESTFALL Corey S. (Washington Univ., Missouri) ,  HICKS Leslie M. (Donald Danforth Plant Sci. Center, Missouri) ,  WANG Shiping (Huazhong Agricultural Univ., Wuhan, CHN) ,  JEZ Joseph M. (Washington Univ., Missouri)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 39  ページ： 29780-29786  発行年： 2010年09月24日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 活性植物ホルモン量を調整するアミノ酸複合体の,ATP依存生成反応を触媒するアシル酸-アミドシンテターゼGH3ファミリー酵素の動力学的および化学的機構を解明するために,インドール酢酸(IAA)-アミドシンテターゼとして機能するイネOryza sativa由来GH3-8(OsGH-8)の動力学的性質を調べた。定常状態動力学解析から,OsGH-8は最大活性を達成するためにMg²⁺またはMn²⁺を必要とすること,アスパラギン酸に特異的であり,またフェニル酢酸のようなオーキシン類似体も受容することが分かった。さらに,初速度解析,生成物阻害実験および生成物の質量分析から,OsGH-8の触媒機構はBi Uni Uni Biピンポン機構であること,最初の半反応において先ずATPが結合し,次いでIAAが結合し,これによりアデニル化IAA中間体を生成し,ポリリン酸を放出すること,z次の半反応にてIAA-AspとAMPを放出することが分かった。GH3ファミリー酵素による植物ホルモン作用の調整の詳細を明らかにした。

シソーラス用語： *アミドシンターゼ ,  イネ ,  酵素反応速度論 ,  マグネシウム ,  マンガン ,  金属イオン ,  *オーキシン ,  化学反応 ,  *アミノ酸抱合 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン ,  カルボン酸 ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： アデニル化 ,  *インドール酢酸アミドシンターゼ

分類 (1件)： 植物ホルモン  (EH02070M)

物質索引 (2件)： アスパラギン酸 ,  フェニル酢酸

タイトルに関連する用語 (7件)： ファミリー ,  インドール酢酸 ,  アミドシンテターゼ ,  オーキシン ,  抱合 ,  動力学 ,  根拠