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J-GLOBAL ID:201002283037983068   整理番号:10A0177465

2つの過酸化物開始剤を用いる押出中ポリプロピレンへのラジカルグラフト共重合の研究

A study of radical graft copolymerization on polypropylene during extrusion using two peroxide initiators
著者 (3件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 155-161  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: A0918A  ISSN: 0959-8103  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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新規の強力な作用持続性かつ再生可能な抗菌剤ポリプロピレンを,融液グラフト共重合で製造した。重合体分解グラフト反応に及ぼす幾つかの開始剤の性質及び濃度の影響を調べた。開始剤として2,5-ジメチル-2,5-ビス(t-ブチルペルオキシ)-3-ヘキシン(DTBHY)又はジクミルペルオキシド(DCP)を用い,溶融押出中ポリプロピレン(PP)に2,4-ジアミノ-6-ジアリルアミノ-1,3,5-トリアジン(NDAM)をグラフト化した。反応押出中のPP骨格に単量体がグラフト化したことを確認した。単量体濃度が低い時に,過酸化物開始剤濃度が増すにつれ,重合体鎖分解が支配的になった。グラフト重合における開始剤として,DTBHYよりもDCPが効率的であった。塩素漂白後に,グラフト化構造は容易にN-ハラミンに転換した。N-ハラミン構造は,大腸菌及び黄色ぶどう球菌に対する効果的な持続性かつ再生可能な抗菌活性を示した。改質PPは,医療用具及び不織布の素材としてきわめて有望である。
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分類 (1件):
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高分子と低分子との反応 
物質索引 (3件):
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