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J-GLOBAL ID：201002283040512912   整理番号：10A0653727

鋼構造の保護のためのアルキドペイント配合材中の二酸化チタン-タルクハイブリッド顔料の耐食性能

Anticorrosive performance of titanium dioxide-talc hybrid pigments in alkyd paint formulations for protection of steel structures

著者 (2件)： AHMED Nivin M. (National Res. Centre, Cairo, EGY) ,  SELIM Mohamed M. (National Res. Centre, Cairo, EGY)
資料名： Anti-Corrosion Methods and Materials  (Anti-Corrosion Methods and Materials)
巻： 57  号： 3  ページ： 133-141  発行年： 2010年 
JST資料番号： B0322A  ISSN： 0003-5599  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タルク粒子を二酸化チタンで覆った新しいハイブリッド顔料を開発し,その保護性能を調べた。四塩化チタンを含む塩酸に浸したタルク粒子をアンモニア処理して水酸化チタンをタルク表面に生成させた後,500~750°Cで焼成してタルク表面を二酸化チタンで覆った。チタン含有量の異なる3種の二酸化チタン被覆タルクをそれぞれ含むアルキドペイントの保護性を糸状腐食抵抗,錆の発生度合い及び塗膜ふくれの点から評価した。これらの顔料を含む乾燥したペインと塗膜の腐食保護性と共に,密着性,硬さ,柔軟性,衝撃抵抗値も測定した。塗膜の乾燥期間が短いとタルク表面のチタン酸化物濃度は鋼の保護性に寄与しないが,乾燥時間が長い場合は,タルク粒子が重なり合い,チタン酸化物濃度が高くなるほど優れた保護性を示した。二酸化チタンは光化学反応による劣化を防ぎ,タルク粒子の表面形状を変えることによって保護性を向上させる。

シソーラス用語： *顔料 ,  耐食性 ,  鋼構造 ,  *酸化チタン ,  塩化チタン ,  さび ,  塗膜 ,  *滑石 ,  光化学反応 ,  調合 ,  *防食 ,  防食塗料 ,  *アルキド樹脂塗料 ,  セラミック被覆
準シソーラス用語： *二酸化チタン

分類 (2件)： 顔料・塗料一般  (YJ03010F) ,  防食  (WB03040M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 鋼構造 ,  配合 ,  二酸化チタン ,  タルク ,  顔料