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J-GLOBAL ID：201002283047248463   整理番号：10A0937058

システインおよびN-末端システイン残基の選択的蛍光検出

Selective fluorescence detection of cysteine and N-terminal cysteine peptide residues

著者 (5件)： LIM Soojin (Portland State Univ., Oregon, USA) ,  ESCOBEDO Jorge O. (Portland State Univ., Oregon, USA) ,  LOWRY Mark (Portland State Univ., Oregon, USA) ,  XU Xiangyang (Portland State Univ., Oregon, USA) ,  STRONGIN Robert (Portland State Univ., Oregon, USA)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 46  号： 31  ページ： 5707-5709  発行年： 2010年08月21日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオチオールが存在するとシグナル増幅を示す新しい蛍光性フルオレセイン誘導体を開発した。この誘導体は,α,β-不飽和アルデヒド部を有し,フルオレセインのReimer-Tiemannホルミル化反応とそれに続くオレフィン化で合成した。システイン,ホモシステインおよびN-末端システインペプチドを含む分析物があると,この誘導体の蛍光シグナリングは40倍以上増強され,その強度は分析物濃度に比例した。また,ホモシステインよりシステインに対して2倍の選択性を示し,構造的に類似した類縁体には応答しなかった。さらに,単純なチオールに比し,N-末端システインジペプチドやより大きなペプチドとの反応による蛍光の方が,大きかった。この機序は,相乗的な共有結合および超分子相互作用に基づいた。

シソーラス用語： アミノ酸残基 ,  蛍光測定 ,  化学修飾 ,  *試薬 ,  プローブ ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 蛍光プローブ ,  *蛍光試薬

分類 (1件)： 生物物理的研究法  (EA03020V)

物質索引 (1件)： システイン

タイトルに関連する用語 (4件)： システイン ,  N-末端 ,  システイン残基 ,  蛍光検出