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J-GLOBAL ID:201002283070557422   整理番号:10A0515002

ミトコンドリアプレ配列トランスロカーゼによる蛋白質前駆体移入の機構について

On the mechanism of preprotein import by the mitochondrial presequence translocase
著者 (3件):
資料名:
巻: 1803  号:ページ: 732-739  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミトコンドリアは1000以上の異なる蛋白質を含む内部共生的起源のオルガネラである。これら蛋白質の大部分は細胞質で合成され,外膜,膜間スペース,内膜およびマトリックスという4種のミトコンドリアサブコンパートメントの一つに移行する。いくつかの移入経路が存在し,異なる型の前駆蛋白質を関連づける。ミトコンドリア内膜のプレ配列トランスロカーゼ(TIM23複合体)は切断可能なアミノ末端プレ配列で前駆蛋白質の移入を仲介する。プレ配列は内膜を越えて前駆体を移動させる。この配列と隣接領域の組み合わせは前駆体が完全にマトリックスに移動するのか,あるいはミトコンドリア内膜へ外側性に局在するのかを決定する。膜に埋まったTIM23SORT複合体は,ミトコンドリアターゲティングシグナル下流の輸送停止シグナルで前駆体蛋白質の膜電位依存的膜挿入を仲介する。一方,前駆体蛋白質のマトリックスへの移行はTIM23複合体へのプレ配列トランスロカーゼ関連モーター(PAM)の動員を必要とする。このATP駆動性移入モーターはミトコンドリアHsp70といくつかの膜関連コシャペロンから成っている。これらTIM23複合体の2種の構造的,機能的に異なった形態(TIM23SORTとTIM23MOTOR)はお互いに動的平衡状態にある。この総説では,TIM23装置によるマトリックス移行と膜挿入機構に関する理解での最近の進歩を論じた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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細胞構成体一般  ,  生物学的機能 
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