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J-GLOBAL ID：201002283073889418   整理番号：10A0065156

サイズ制御可能なかさ高い表皮配位子に基づく単離された単量体性および二量体性混合二有機銅酸塩

Isolated Monomeric and Dimeric Mixed Diorganocuprates Based on the Size-Controllable Bulky “Rind” Ligands

著者 (5件)： ITO Mikinao (RIKEN, Saitama, JPN) ,  HASHIZUME Daisuke (RIKEN, Saitama, JPN) ,  FUKUNAGA Takeo (RIKEN, Saitama, JPN) ,  MATSUO Tsukasa (RIKEN, Saitama, JPN) ,  TAMAO Kohei (RIKEN, Saitama, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 131  号： 50  ページ： 18024-18025  発行年： 2009年12月23日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サイズ制御可能なかさ高いRind(MPhindおよびEind)配位子を活用することで始めて単離性の混合二有機銅酸塩を得た。特に,一般に有機銅化学で化学式MCuRR′で表される錯体を,配位子にMPhind配位子を活用することで,始めて単離性単量体性混合二有機銅酸塩として合成した。具体的には,MPhindLiとCuBrとをTHF中で反応させて,1:1Cu/MPhind比の単量体性有機ブロモ銅酸塩を得た。次いで,LiC≡CSiMe₃と反応させることでアリール(アルキニル)銅酸リチウム,MPhind-C≡C-SiMe₃・Li(thf)₂として混合二有機銅酸塩を得た。ここに,MPhindは1,1,7,7-テトラメチル-3,3,5,5-テトラフェニル-s-ヒドリンダセンである。また,二量体性の混合二有機銅酸塩を,Eind配位子を用いたEindLiおよびCuBrとから中性四核Cu(I)錯体を合成し,次いでLiC≡CSiMe₃と反応させることで得た。ここに,Eindは1,1,3,3,5,5,7,7-オクタエチル-1,2,3,5,6,7-s-ヒドリンダセンである。この様にしてs-ヒドリンダセン骨格を活用したRind配位子を用いることで,混合二有機銅酸塩を始めて単離した。

シソーラス用語： *銅錯体 ,  *有機銅化合物 ,  アセチリド ,  クラスタ分子 ,  *多核錯体 ,  有機ケイ素化合物 ,  結晶構造 ,  分子構造 ,  MLCT遷移 ,  光ルミネセンス ,  錯体生成 ,  単離 ,  芳香族縮合化合物 ,  スピロ化合物 ,  立体効果 ,  置換基効果 ,  脂環式化合物 ,  アセチレン化合物 ,  二量体

分類 (2件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  その他の炭素縮合三環化合物  (CF06080R)

物質索引 (4件)： 1,1,7,7-テトラエチル-3,3,4,5,5-ペンタメチル-1,2,3,5,6,7-ヘキサヒドロ-s-インダセン ,  1,1,3,3,5,5,7,7-オクタエチル-4-メチル-1,2,3,5,6,7-ヘキサヒドロ-s-インダセン ,  1,1,4,7,7-ペンタメチル-3,3,5,5-テトラフェニル-1,2,3,5,6,7-ヘキサヒドロ-s-インダセン ,  1,1,4,7,7-ペンタメチル-3,3-(ビフェニル-2,2′-ジイル)-5,5-(ビフェニル-2,2′-ジイル)-1,2,3,5,6,7-ヘキサヒドロ-s-インダセン

タイトルに関連する用語 (8件)： サイズ制御 ,  かさ ,  表皮 ,  配位子 ,  単離 ,  単量体 ,  二量体 ,  銅酸塩