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J-GLOBAL ID：201002283088329435   整理番号：10A0768772

ブロック伝送型マルチユーザOFDMにおけるピーク電力とチャネル容量のトレードオフを実現する副搬送波割り当て法の解析

A Study of Subcarrier Assignment for Achieving Tradeoff between Peak Power and Channel Capacity in Block Transmission of Multiuser OFDM

著者 (2件)： 田久修 (東京理大 理工) ,  楳田洋太郎 (東京理大 理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 77(RCS2010 18-47)  ページ： 31-36  発行年： 2010年06月10日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らは,ブロック伝送型OFDMシステムにおいて,チャネル容量とPAPRとのトレードオフを実現する副搬送波割り当て法を提案した。そして,ユーザ数の拡大に伴いユーザダイバーシチ利得が拡大し,PAPRとチャネル容量のトレードオフ関係が良好となることを明らかにした。しかし,その定性的,及び定量的理由は明確になっていない。本稿では,各副搬送波に対して最大のチャネル容量を達成するユーザとそれに準ずるユーザとの間の受信SNRを評価した。その結果,準最大のSNRのユーザに対しても,フェージング変動が小さくなる効果が認められ,チャネル容量特性が改善することが明らかになった。さらに,基準となるPAPRを設定することにより,閾値以下を達成するPAPRとなる副搬送波を割り当てを決定することで,過剰なチャネル容量低下を回避し,所要とするPAPRを達成できることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *移動通信 ,  ダイバーシチ通信 ,  OFDM ,  比率 ,  通信路容量 ,  *資源割付 ,  SN比 ,  パワースペクトル密度
準シソーラス用語： マルチユーザダイバーシチ ,  PAPR ,  *副搬送波割り当て

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (6件)：

• VAN NEE, R. OFDM for wireless multimedia communications. 2000
• WONG, C. Y. Multiuser OFDM with adaptive subcarrier, bit, and power allocation. IEEE J. Selected Areas in Commun. 1999, 17, 10, 1747-1758
• OCHIAI, H. Performance analysis of deliberately clipped OFDM signals. IEEE Trans. Commun. 2002, 50, 1, 89-101
• CIMINI, L. J. Peak-to-average power ratio reduction of an OFDM signal using partial transmit sequence. IEEE Commun. Lett. 2000, 4, 3, 86-88
• 田久. ブロック伝送型マルチユーザOFDMにおけるピーク電力と通信路容量のトレードオフを実現する副搬送波リソース割り当て. 信学技法. 2009, RCS2009-89, 67-72

タイトルに関連する用語 (9件)： ブロック伝送 ,  マルチユーザ ,  OFDM ,  ピーク電力 ,  チャネル容量 ,  トレードオフ ,  搬送波 ,  割り当て ,  解析