文献
J-GLOBAL ID:201002283091137040   整理番号:10A1529180

Candida種における抗酸化酵素システムに対するジアリルジスルフィドの効果

Effect of diallyldisulphide on an antioxidant enzyme system in Candida species
著者 (5件):
資料名:
巻: 56  号: 10  ページ: 816-821  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: B0506A  ISSN: 0008-4166  CODEN: CJMIAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: カナダ (CAN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Candida症病原体であるCandida種における抗酸化酵素システムに対する,ニンニク(Allium sativum)に存在する配糖体である硫化アリル類,ジアリルジスルフィド(DADS),の効果を明らかにするために研究を行った。Candida albicansとCandida tropicalis においてDADSによる抗酸化代謝産物と抗酸化活性に変化が見られた。Candida細胞を亜致死濃度のDADSで処理すると,カタラーゼを除くすべての抗酸化酵素の活性が減少し,その結果,酸化ストレスとなり細胞を損傷させることになる。DADSによって発生する酸化ストレスの量はその濃度関数になった。スーパーオキシドムターゼ,グルタチオン-S-トランスフェラーゼ及びグルタチオンペルオキシダーゼ活性が減少し,カタラーゼ活性のみが増加した。また処理した細胞では脂質の過酸化のレベルが上昇し,グルタチオンのレベルが減少した。両方のCandida 種で,DADS処理後にグルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ活性が減少し,それはグルタチオン濃度の減少と相関していた。これらの結果は,ジアリルジスルフィドがCandida種ではプロオキシダントとして働いていることを示し,カンジダ症の取り扱い上,強力な抗真菌剤として働くことがあるかもしれない。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症の治療  ,  微生物感染の生理と病原性  ,  微生物生理一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る