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J-GLOBAL ID：201002283267585657   整理番号：10A0635808

弱い測定の時間でのベルの不等式の実験的破れ

Experimental violation of a Bell’s inequality in time with weak measurement

著者 (7件)： PALACIOS-LALOY Agustin (CEA-Saclay, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  MALLET Francois (CEA-Saclay, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  NGUYEN Francois (CEA-Saclay, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  BERTET Patrice (CEA-Saclay, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  VION Denis (CEA-Saclay, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  ESTEVE Daniel (CEA-Saclay, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  KOROTKOV Alexander N. (Univ. California, California, USA)
資料名： Nature Physics  (Nature Physics)
巻： 6  号： 6  ページ： 442-447  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： W2060A  ISSN： 1745-2473  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベルの不等式の破れは量子力学の予言が古典的理論と両立しない最も顕著な例である。Aspectらは空間的に分離した絡み合った分極光子のペアを使用してこの破れを実験的に発見し,局所実在として知られた一般的条件を満足させる自然の記述を壊した。異なっているが関連したマクロ的実在の仮定のもとで,LeggettとGragはコヒーレント振動を受け,時間で逐次的に測定される単一自由度に対して類似の不等式を導出した。ここでは,筆者らはRabi振動を受ける超伝導人工量子二準位系(TLS)によって時間におけるベルの不等式の実験的な破れを報告する。筆者らのTLSはRabi振動が連続的に駆動される超伝導量子回路であり,連続的で弱く測定される。検出器出力での測定された二時間相関関数は強い非古典的相関を示し,量子力学の予言と一致する。そして,5つの標準偏差によってLeggett-Grag不等式を破る。この作業で示した相関は,量子情報プロセスで絡み合いが財産であると同じように,量子フィードバックのための重要な財産となるであろう。

シソーラス用語： *不等式 ,  *二準位系 ,  *光子 ,  *光子相関 ,  *量子論 ,  *計測 ,  Rabi特性周波数 ,  *相関関数 ,  *量子情報 ,  からみ合 ,  *検出器
準シソーラス用語： Bell不等式 ,  Leggett-Grag不等式 ,  光子対 ,  時間相関関数 ,  弱い測定 ,  測定 ,  量子力学

分類 (1件)： 量子光学一般  (BD04010X)

タイトルに関連する用語 (3件)： 弱い測定 ,  ベルの不等式 ,  実験