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J-GLOBAL ID:201002283324262541   整理番号:10A0389837

ゾル-ゲル法を使用して形成したポリシロキサン複合被膜によるステンレス鋼の腐食保護

Corrosion protection of stainless steel by polysiloxane hybrid coatings prepared using the sol-gel process
著者 (8件):
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巻: 204  号: 16-17  ページ: 2689-2701  発行年: 2010年05月15日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリシロキサン複合被膜は,テトラエトキシシラン(TEOS)と3-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(MPTS)を酸接触加水分解共縮重合し,次いでメタクリル分子をラジカル重合して形成したゾル中に316Lステンレス鋼基板を浸漬して被覆した。ポリシロキサン複合被膜の構造は,13C29Si核磁気共鳴(NMR),X線光電子分光分析(XPS),および熱重量分析TGA)により,TEOS/MPTS比の関数として,この値の0と2の範囲で調べた。複合被覆ステンレス鋼の腐食防止性能は,金属を酸と中性食塩水に浸漬した後にX線光電子分光分析(XPS),動電位分極曲線,および電気化学インピーダンス分光分析(EIS)により調べた。NMRとTGAの結果からTEOS/MPTS比が2のとき複合膜の高重合と重縮合(85%)が認められ,熱安定性は410°Cまで上昇し,接着性が向上した。XPS分析の結果から,ポリシラザン網目の複合構造を確認した。3.5%の食塩水中に3週間浸漬後の被覆鋼の腐食による変化は認められなかった。動電位分極曲線の結果から,複合被膜はTEOS/MPTS比約2で製造した場合に最高の耐食性を示した。有効な物理的障壁として機能し裸電極と比較して,全インピーダンスが増加し,電流密度は約2桁減少した。二つの電解質から得られたインピーダンスの結果を実験データに適合する電気等価回路に基づき検討した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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防食  ,  プラスチック被覆 
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