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J-GLOBAL ID:201002283343717509   整理番号:10A1049001

真空熱分解と真空遠心分離による廃棄プリント基板からの金属の回収

Recovery of materials from waste printed circuit boards by vacuum pyrolysis and vacuum centrifugal separation
著者 (3件):
資料名:
巻: 30  号: 11  ページ: 2299-2304  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,真空熱分解と真空遠心分離からなる二段階工程を用い,廃棄プリント基板(WPCB)を処理した。最初に,研究室規模の反応器を用い,WPCSを真空条件下,600°Cで30分間熱分解を行った。次に熱分解残留物を真空下で,はんだが溶けるまで加熱し,溶けたはんだを遠心力で熱分解残留物から分離した。真空熱分解の結果から,AタイプのWPCB(セルロース紙から作られ,フェノール樹脂で強化された基板)の熱分解によって67.97重量%の樹脂,27.73重量%の油,及び4.30重量%の気体が生成し,BタイプのWPCB(ガラス繊維から作られ,エポキシ樹脂で強化した基板)の熱分解によって72.20重量%の樹脂,21.45重量%の油,及び6.35重量%の気体が生成したことがわかった。真空遠心分離の結果からは,熱分解残留物を400°Cに加熱し,1200rpmで10minの遠心によって,はんだが完全に分離することがわかった。熱分解油と気体は,処理後に燃料或いは化学原料として使用できた。はんだを分離した後の熱分解残留物は,様々な金属,ガラス繊維,及び他の無機物質を含んでいるが,これらはその後の処理でリサイクルできるであろう。回収したはんだは直接再使用することができ,鉛と錫の優れた資源として精製も可能である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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資源回収利用  ,  プリント回路 
物質索引 (1件):
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