抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非常用電源設備の役割,設置状況,機器構成と特徴を述べ,運転安全管理のポイント,非常時の稼動状況などを紹介した。非常用自家発電設備は,常用電源が停電した時,需要設備に対して最低限必要な電力を供給する発電設備で,防災用と保安用に分類される。防災用自家発電設備は,消防法または建築基準法により設置が義務付けられており,消防用設備や非常照明設備などの防災設備用の電力を確保するものである。保安用自家発電設備は,電算センターなどの非常時の電力を確保するもので,防災用も兼ねて設置される例が多い。非常用発電設備の90%以上は,兼用(防災用と保安用)を含めた防災用が占める。防災用自家発電設備の累計設置数は,2008年度末現在17万2000台(2200万kW)に達している。非常用自家発電設備は,1)原動機(ディーゼルエンジン,ガスエンジン,ガスタービン),2)発電機,3)制御装置(主遮断器,計器,等),4)始動装置(始動用蓄電池,等),5)補機(冷却装置,等),6)ボンネット(外箱),から構成される。