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J-GLOBAL ID：201002283368810635   整理番号：10A0046746

新時代における製紙技術の方向性 メッツォ社の軽量コンテナボードフォーミングテクノロジー -新しい2層抄きコンセプト-

著者 (1件)： 永野明仁 (メッツォペーパージャパン)
資料名： 紙パルプ技術タイムス  (Japanese Journal of Paper Technology)
巻： 53  号： 1  ページ： 19-23  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： Y0280A  ISSN： 0453-1507  CODEN： KPGTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ライナーボードの軽量化に伴い,高速抄紙可能な多層抄合せ方式の抄紙機を紹介した。2層式ヘッドボックス,抄紙板,シューブレードフォーマの組み合わせにより,坪量変動の少ない高速抄紙(1100~1400m/min)を実現した。ヘッドボックスは2層が混合することなく,最適な繊維流動性を与え,坪量変動を低減する。抄紙板はパルプ液ジェットの衝突エネルギーを吸収し,脈動の無い高脱水能を与える。シューブレードはウェブの高圧力や脈動を防ぎ,坪量変動を抑制する。本機は,ウェブフォーマには及ばないものの,それに近い性能を有し,低コストであり,従来の長網抄紙機の改造に有用である。

シソーラス用語： ライナボード ,  抄造 ,  *抄紙機 ,  軽量化 ,  フローボックス ,  坪量 ,  変動
準シソーラス用語： ギャップフォーマ ,  シューブレードハイブリッドフォーマ ,  高速運転 ,  *製品紹介 ,  低コスト ,  ヘッドボックス

分類 (1件)： 抄紙機  (YL03030H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 製紙 ,  方向性 ,  軽量 ,  2層 ,  抄き ,  コンセプト