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J-GLOBAL ID:201002283450683293   整理番号:10A1459366

細胞間物質交換のための糖輸送体と病原体の栄養摂取

Sugar transporters for intercellular exchange and nutrition of pathogens
著者 (16件):
資料名:
巻: 468  号: 7323  ページ: 527-532  発行年: 2010年11月25日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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糖搬出輸送体は,動物の血中グルコース値の維持,植物の花蜜生産,植物の種子および花粉の発生に不可欠である。その幅広い生物学的重要性にもかかわらず,糖搬出輸送体の正体はまだはっきりしていない。今回我々は,光学的グルコースセンサーを使って,SWEETと命名した新種の糖輸送体群を同定し,シロイヌナズナ(Arabidopsis)がもつ17個のホモログのうちの6個以上,イネがもつ20個超のうちの2個,線虫(Caenorhabditis elegans)がもつ7個のうちの2個とヒトのタンパク質1コピーが,グルコース輸送を媒介していることを突き止めた。シロイヌナズナのSWEET8は花粉の生存能力に不可欠である。また,イネのホモログSWEET11とSWEET14は,細菌性病原体が細菌のエフェクターをSWEETのプロモーターに直接結合させることで病原性に利用している。共生細菌や,真菌性および細菌性の病原体は異なるSWEET遺伝子の発現を誘導しており,これは病原体および共生細菌が栄養素を獲得するためにSWEET輸送体の糖搬出機能を標的としている可能性が高いことを示唆している。後生動物のSWEETホモログは,腸管,肝臓,精巣上体および乳腺細胞からの糖搬出に関与している可能性がある。Copyright Nature Publishing Group 2010
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