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J-GLOBAL ID：201002283455297812   整理番号：10A1054004

自己組織化単層を用いたパラジウム触媒の制御された選択性

Controlled selectivity for palladium catalysts using self-assembled monolayers

著者 (7件)： MARSHALL Stephen T. (Univ. Colorado at Boulder, Colorado, USA) ,  O’BRIEN Marykate (Univ. Colorado at Boulder, Colorado, USA) ,  OETTER Brittany (Univ. Colorado at Boulder, Colorado, USA) ,  CORPUZ April (Colorado School of Mines, Colorado, USA) ,  RICHARDS Ryan M. (Colorado School of Mines, Colorado, USA) ,  SCHWARTZ Daniel K. (Univ. Colorado at Boulder, Colorado, USA) ,  MEDLIN J.William (Univ. Colorado at Boulder, Colorado, USA)
資料名： Nature Materials  (Nature Materials)
巻： 9  号： 10  ページ： 853-858  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： W1364A  ISSN： 1476-1122  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異種接合触媒は,その安定性から工業的に広く用いられているが,選択性に問題がある。本研究では,n-アルカンチオール単層自己組織化膜(SAM)をコーティングすることで,Pd触媒の選択性が著しく向上することを明らかにした。通常のPd/Al₂O₃触媒表面に,エタノール溶液中処理によりn-アルカンチオール単層自己組織化膜(SAM)をコーティングした。触媒作用を1-エポキシ-3-ブテンからの1-エポキシブタンの形成について評価した。その結果,その選択性が11%から94%に向上することを示した。さらに,硫黄による触媒活性の劣化をH₂Sへの暴露時間の関数として調べた。n-アルカンチオールSAM膜はS被覆を防止し,選択性を大きく損なわないことを明らかにした。

シソーラス用語： *パラジウム触媒 ,  担持触媒 ,  アルミナ ,  触媒活性 ,  選択性 ,  反応制御 ,  表面改質 ,  *チオール ,  単分子層 ,  自己集合 ,  触媒調製 ,  耐久性

分類 (2件)： 触媒の調製  (CB06110P) ,  触媒操作  (XE01050T)

物質索引 (5件)： 1-プロパンチオール ,  1-ヘキサンチオール ,  1-ドデカンチオール ,  1-オクタデカンチオール ,  1,2-エポキシ-3,4-ブテン

タイトルに関連する用語 (4件)： 自己組織化 ,  単層 ,  パラジウム触媒 ,  選択性