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J-GLOBAL ID:201002283474208278   整理番号:10A0127805

Jab1はユビキチン化と分解を促進することによりエンドセリン受容体A型およびB型のレベルを調節する

Jab1 regulates levels of endothelin type A and B receptors by promoting ubiquitination and degradation
著者 (6件):
資料名:
巻: 391  号:ページ: 1616-1622  発行年: 2010年01月22日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エンドセリンA型受容体(ETAR)のレベルが上昇するいくつかの心血管系疾患においてETARは重要な役割を担う。しかしETARのレベルを調節する機構は知られていない。ここで我々は,ETARのカルボキシル末端尾部(C尾部)をベイトとして用いてヒト心臓cDNAライブラリーを酵母ツーハイブリッドスクリーニングによりETARと相互作用するタンパク質としてJun活性化ドメイン結合タンパク質1(Jab1)を同定した。この相互作用はグルタチオンS-転移酵素プルダウン法,ETAR-mycおよびFLAG-Jab1を発現するHEK293T細胞における共免疫沈降法,そして共焦点顕微鏡法により確認された。Jab1のノックダウンはETARを発現するHEK293T細胞におけるETARおよびET-1が誘導するERK1/2リン酸化の全細胞および細胞表面レベルを増す一方,Jab1の過剰発現はそれらを減じた。Jab1の過剰発現は,分解速度の指標としての,タンパク質合成阻害後のETARの消失速度を加速した。ETARは構成的にユビキチン化され,ユビキチン化のレベルはJab1の過剰発現により増強された。長期的なET-1刺激はETAR分解速度を顕著に加速し,3時間で最大値500%にETARに結合したJab1の量を増した。ET-1の刺激がない時,ETBRのレベルはETARのそれより低く,ETBRの分解速度はETARのそれより顕著に早かった。特に,ETBRに結合したJab1の量とETBRのユビキチン化レベルはETARのそれより顕著に高かった。合わせて,これらの結果はETRに結合したJab1の量は,それらの受容体のユビキチン化を調節することによりETARやETBRの分解速度を調節し,これがETARおよびETBRのレベルの変化につながることを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞構成体の機能 

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