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J-GLOBAL ID:201002283582361740   整理番号:10A1544846

バリオン-バリオン相互作用 Nijmegenの拡張ソフトコア模型

Baryon-Baryon Interactions-Nijmegen Extended-Soft-Core Models-
著者 (4件):
資料名:
号: 185  ページ: 14-71  発行年: 2010年11月30日 
JST資料番号: Z0965A  ISSN: 0375-9687  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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SU(3)フレーバ八重項のバリオン(N,Λ,Σ,及びΞ)のバリオン-バリオン(BB)相互作用に関するNijmegenの拡張ソフトコア(ESC)模型を概観した。一般化したソフトコアYukawa関数を用い,核力問題に対するYukawaの方法で,中間子交換の観点から相互作用を調べた。これらの相互作用は(i)多重グルーオン交換,及び(ii)バリオンのクォークコアによる構造的効果を用いて補強された。最も完全で,もっともらしく,且つ成功した極最近の相互作用模型(ESC08)を幾分詳細に示した。さらに,その前任版ESC04模型を簡単に検討した。ソフトコア1ボソン交換(OBE)模型については文献を参照した。ESC相互作用は,(i)擬すカラー,ベクトル,スカラー,及び軸性中間子の九重項のメンバーのOBE,(ii)回折(多重グルーオン)交換,(iii)2擬スカラー交換(PS-PS),及び(iv)中間子対交換(MPE),による局所及び非局所ポテンシャルから成る。ESC模型のESC04とESC08は破れたSU(3)対称性を用いた統一した方法で核子-核子(NN),ハイペロ-核子(YN),及びハイペロン-ハイペロン(YY)相互作用を記述する。ESC模型のOBEセクタにおける新しい構成要素は(i)軸性ベクトル中間子ポテンシャル,(ii)スカラー及び軸性ベクトル中間子形状因子を含む。これらの導入は3P0クォーク-反クォーク生成模型の予測に従って模型の中間子結合パラメータを維持することを定性的に初めて可能にした。破れたSU(3)対称性はNNとYNチャネルを結合することに役立った。特に,中間子-バリオン結合定数はSU(3)を通して計算される。ESC04では結合定数の強いフレーバ対称性の破れを調べた。ESC08では結合がSU(3)対称性を維持した。SU(2)アイソスピン破れであるΛp及びΛnチャネルにおける荷電対称性の破れはOBE,TME,及びMPEポテンシャルに含まれた。ESC模型に対する種々の選択を採用して,NN及びYN散乱データに対するESC04とESC08の同時合わせを行った。特に,パラメータの単一セットを用いたESC08ではNN及びYNデータに対する優れた合わせ方が得られた。S=-2チャネルに対する予測はΞNチャネルにS=-2の束縛状態が発生することである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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核力 
引用文献 (90件):
  • RIJKEN, Th. A. Phys. Rev. C. 2006, 73, 044007
  • RIJKEN, Th. A. Phys. Rev. C. 2006, 73, 044008
  • RIJKEN, Th. A. nucl-th/0608074
  • RIJKEN, Th. A. Proceedings of the International Conference on Few-Body Problems in Nuclear and Particle Physics, Quebec, 1974. 1975, 136
  • RIJKEN, Th. A. Ph. D. thesis, University of Nijmegen. 1975
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