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J-GLOBAL ID：201002283604673105   整理番号：10A1006513

テトラブチルアンモニウムクロリドイオンクラスレートハイドレートの熱量測定と構造研究

Calorimetric and Structural Studies of Tetrabutylammonium Chloride Ionic Clathrate Hydrates

著者 (6件)： RODIONOVA T. (Nikolaev Inst. of Inorganic Chemistry, RAS, Novosibirsk) ,  KOMAROV V. (Nikolaev Inst. of Inorganic Chemistry, RAS, Novosibirsk) ,  VILLEVALD G. (Nikolaev Inst. of Inorganic Chemistry, RAS, Novosibirsk) ,  ALADKO L. (Nikolaev Inst. of Inorganic Chemistry, RAS, Novosibirsk) ,  KARPOVA T. (Nikolaev Inst. of Inorganic Chemistry, RAS, Novosibirsk) ,  MANAKOV A. (Nikolaev Inst. of Inorganic Chemistry, RAS, Novosibirsk)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 114  号： 36  ページ： 11838-11846  発行年： 2010年09月16日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二成分系テトラブチルアンモニウムクロリド-水中に水の含有量の異なる三種類のイオンクラスレートハイドレートを形成した。系中の水和数,それらの構造と性質,熱安定性及び融解熱は学術的のみならず可能性応用における基本的特性である。しかしながら,多くの研究にも拘わらず,水和数や融解熱のような値はしばしば一致していない。示差走査熱量測定によってこれらの水和物の融解熱に関するデータを示した。単結晶と粉末X線回折を行い,(C₄H₉)₄NCl-H₂O系中の正方晶系空間群P4₂/m構造-Iから誘導した三種類のイオンクラスレートの出現に関する構造上の正当性を初めて見いだした。二個の水素結合ホストの水分子置換によってハロゲン化アニオンの親水性包有物の新規モードを明らかにした。得た構造データはD-空孔の関与でもって形成された組合せ空洞中のテトラブチルアンモニウムカチオンが位置決めする可能性を指示した。

シソーラス用語： *アンモニウム化合物 ,  水和物 ,  *包接化合物 ,  二成分系 ,  含水量 ,  状態図 ,  *融解熱 ,  水素結合 ,  *結晶構造 ,  正方晶系 ,  示差走査熱量測定 ,  X線回折 ,  格子定数 ,  水分子 ,  親水性 ,  包有物
準シソーラス用語： アンモニウム塩 ,  クラスレートハイドレート ,  ホスト-ゲスト包接錯体 ,  水含有量 ,  相図 ,  単結晶X線回折 ,  粉末X線回折

分類 (2件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  非金属の錯体の結晶構造  (BK09010B)

物質索引 (1件)： テトラブチルアンモニウムクロリド

タイトルに関連する用語 (5件)： テトラブチルアンモニウムクロリド ,  イオン ,  クラスレートハイドレート ,  熱量測定 ,  研究