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J-GLOBAL ID：201002283690416675   整理番号：10A0906167

アドホックネットワークにおける最短経路選定のためのコストマトリックスエージェント

A cost matrix agent for shortest path routing in ad hoc networks

著者 (2件)： WU Mary (Dep. Of Computer Engineering, Yeungnam Univ., Dae-dong, Gyeongsan, Gyeongbuk 712-749, KOR) ,  KIM Chonggun (Dep. Of Computer Engineering, Yeungnam Univ., Dae-dong, Gyeongsan, Gyeongbuk 712-749, KOR)
資料名： Journal of Network and Computer Applications  (Journal of Network and Computer Applications)
巻： 33  号： 6  ページ： 646-652  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： H0842A  ISSN： 1084-8045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無線アドホックネットワークは既存のインフラストラクチャに頼るものではない。これらは,パケットを扱うためのホストとルータとして働くノードを備えたネットワークとして体系づけられる。トポロジー上での頻繁な変化を伴うアドホックネットワークは,予め決められた有線ネットワークに関するのと同じ経路選定方式には頼らない;これらは移動無線ネットワーク向けの経路選定方式を必要とする。動的アドホックネットワークでの起点から目的地までの経路選択のためには,効率的で信頼性のある経路選定方式が非常に重要である。本論文で著者らは,コストマトリックスベ-スの経路選定アルゴリズムを導入した。エージェントノードが,ネットワークのリンクコストを示す隣接コストマトリックスの形式でトポロジー情報を生成するようにした。隣接コストマトリックスに基づき,最小コストマトリックスと次ノードマトリックスの計算を可能にした。最小コストマトリックスと次ノードマトリックスに基づき,起点と目的地ノード間の最小コスト,及び最小コスト経路上の中間ノード間の最小コストの計算を可能にした。マトリックスは,エージェントによって他のノードに周期的に分配した。最小コストマトリックスと次ノードマトリックスに基づき,各ノードは目的地までの最小コスト経路を決定するようにした。エージェントがネットワークのトポロジー情報収集に必要とする以外のノードがないことから,提案方式の制御オーバーヘッドを一般的なテーブル駆動型経路制御プロトコルのそれと比較して小さくした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： アドホックネットワーク ,  最短路問題 ,  *経路選定 ,  エージェント ,  パケット ,  ネットワークアーキテクチャ ,  ネットワーク構造 ,  行列 ,  *通信操作
準シソーラス用語： オーバヘッド ,  ネットワークトポロジィ ,  ノード【通信】 ,  *最短経路問題 ,  *無線アドホックネットワーク ,  隣接行列

分類 (1件)： グラフ理論基礎  (IA02020S)

タイトルに関連する用語 (2件)： アドホック ,  経路選定