文献

J-GLOBAL ID：201002283750772107   整理番号：10A0160145

圧縮降伏FRP補強コンクリート梁の最適設計に関するパラメータ空間

Parametric space for the optimal design of compression-yielding FRP-reinforced concrete beams

著者 (5件)： ZHOU Y. W. (City Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  ZHOU Y. W. (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  WU Y. F. (City Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  TENG J. G. (Hong Kong Polytechnic Univ., Hong Kong, CHN) ,  LEUNG A. Y. T. (City Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN)
資料名： Materials and Structures  (Materials and Structures)
巻： 43  号： 1/2  ページ： 81-97  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： C0802B  ISSN： 1359-5997  CODEN： MASTED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 圧縮領域に圧縮降伏(CY)ブロックを挿入したFRP補強筋コンクリート梁の靭性挙動を解析した。CY断面の靭性を応力-歪状態に応じてモーメント-曲率曲線に基づいて数値解析し,図上空間を境界線で4箇所のパラメータ空間に分割した。続いてポスト降伏係数比(ξ),高さ(η)及びCY材料強度(f_b/f_c)についてパラメトリックスタディを行い,1,2及び3次元最適靭性モデルを作成した。それに基づきCYブロック強度及び寸法,モーメント抵抗及び剛性,FRP補強筋比,鉄筋比などの最適設計モデルを導いた。このことから,1)提案したパラメータを用いてCY梁の最適設計を導けること,2)靭性はξ=0付近で最大となり,ξ>0.13で大幅に低下すること,3)圧縮鉄筋はCY断面に悪影響を及ぼさないが,座屈防止のため吊フックの使用が望ましいこと,などが分かった。

シソーラス用語： *コンクリート構造 ,  *梁 ,  *繊維強化プラスチック ,  鉄筋 ,  最適設計 ,  靱性 ,  配筋 ,  補強筋 ,  鉄筋量 ,  応力歪特性 ,  曲線 ,  応力分布 ,  歪分布 ,  剛性
準シソーラス用語： 荷重-変形曲線

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  建設材料  (YH06040B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 降伏 ,  FRP ,  補強 ,  コンクリート梁 ,  最適設計 ,  パラメータ空間