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J-GLOBAL ID:201002283762843255   整理番号:10A0109351

ヒト癌細胞におけるエピガロカテキンガレートのmiR-16の上方制御とアポトーシス誘導

Epigallocatechin gallate up-regulation of miR-16 and induction of apoptosis in human cancer cells
著者 (2件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 140-146  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エピガロカテキンガレート(EGCG)は緑茶ポリフェノールの主要な種類で癌予防効果があることが知られている。MicroRNAs(miRNAs)は19から25のヌクレオチドで遺伝子制御において重要であると信じられている。本研究では,まだ報告されていないので,ヒト癌細胞のmiRNAs発現におけるEGCGの影響を調べた。miRNAマイクロアレイ分析により,EGCG処理はヒト肝臓癌HepG2細胞のいくつかのmiRNAの発現が修正されたことが分かった。13が上方制御され,48が下方制御された。miR-16はEGCGにより上方制御されたmiRNAsの1つで,その標的遺伝子の1つが反アポトーシスタンパク質Bcl-2であると確認されている。EGCG処理はアポトーシスを誘導しHepG2細胞のBcl-2を下方制御した。抗miR-16阻害剤による形質導入はmiR-16発現を抑制し,Bcl-2下方制御と,また,細胞のアポトーシス誘導におけるEGCG効果を相殺した。本研究からの結果はEGCGのアポトーシス効果を媒介するmiR-16の役割を確認し,また,EGCGの生物活性の調節におけるmiRNAsの重要性を支持する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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アルカロイドし好飲料  ,  遺伝子発現  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
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