抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水がめとして琵琶湖があり,比較的渇水に強いと思われる琵琶湖・淀川流域においても,近年の異常気象に伴う少雨化傾向から,断水を伴う渇水に対する対策を立てておく事の重要性が高まってきている。しかし,近年,渇水による時間断水の経験が少ないこの琵琶湖・淀川水系で,時間断水によりどの程度水量の減少が実現するのか,また,時間断水が住民にどのような影響を及ぼすのかについての定量的な評価事例は少ない。本研究は,断水社会実験を実施し,時間給水(断水)実施時における住民の水使用に関する行動や影響を把握し,異常渇水発生時に各主体(河川管理者,水道事業者,住民)がとるべき最も有効な行動及びその連携のあり方を考えるための危機管理計画立案の基礎資料として検討した。(著者抄録)