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J-GLOBAL ID:201002283891314315   整理番号:10A0932642

ミクロンサイズのAl2O3粒子を含む無電解三元系Ni-W-P合金

Electroless ternary Ni-W-P alloys containing micron size Al2O3 particles
著者 (3件):
資料名:
巻: 205  号:ページ: 575-581  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,無電解ニッケル浴を使用して,無電解三元系NiWP-Al2O3複合被覆は製作した。第二相のアルミナ粒子(1μm)はNiWPマトリクスに同時析出した。ナノ結晶質三元NiWP合金と複合被覆をpH=9で,88±2°Cの温度で運転したアルカリ性クエン酸塩ベースの浴を使用して作製した。軟鋼を基板に使用し,析出を約4h行い,25±3μmの被膜厚を得た。金相断面図を製作し,被膜の厚さと,NiWPマトリックス中の酸化アルミニウム粒子の一様な分布を見出した。走査型電子顕微鏡(SEM)で両方の被膜に行った表面分析によると,三元NiWPマトリクスへの粒子の導入で,微細ノジュール性のNiWP析出物に比べて,複合被覆ではノジュール性が増加した。エネルギー分散X線(EDX)での元素分析によると,無粒子のNiWP析出物に同時析出したPとWの元素の含有量は,それぞれ13と1.2wt%であった。NiWPマトリクス中の酸化アルミニウム粒子の同時析出のために,P含有量が13から10wt%まで減少し,導入されたWの量がわずに変化(1.01wt%)した。めっきしたままの析出物で行ったX線回折(XRD)の研究によると,両方の析出物はX線的に非晶質で,約3nmの粒径を持っていた。両方の被膜で行った相転移の研究によると,非複合のNiWP堆積と比べて,複合被覆は熱安定性が良かった。XRD研究から,主要な発熱のピーク温度で熱処理した複合被膜には,NiPやNi5P2などの準安定相が存在することが判明した。様々な温度で焼鈍した複合被覆は,非複合のNiWP析出物より微小硬度値が高いことが判明した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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無電解めっき 
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