文献
J-GLOBAL ID:201002283970874687   整理番号:10A0329991

CGRP受容体リガンド結合ドメインのマッピング:RAMP1のトリプトファン-84はアゴニストとアンタゴニスト結合に重要である

Mapping the CGRP receptor ligand binding domain: Tryptophan-84 of RAMP1 is critical for agonist and antagonist binding
著者 (5件):
資料名:
巻: 394  号:ページ: 141-145  発行年: 2010年03月26日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カルシトニン受容体様受容体(CLR)は,アクセサリー蛋白質RAMP1と会合し,ニューロペプチドカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)に対する受容体を作る。複数の証拠は,片頭痛の病態生理におけるCGRPの関与を示し,CGRP受容体を,この消耗性の状態に対する新しい治療としての,小分子アンタゴニスト開発に対する魅力的な標的にしている。CGRPアンタゴニスト,テルカゲパントおよびオルセゲパント(BIBN4096BS)は,片頭痛治療において臨床効果を示しており,これら分子が受容体とどのように相互作用するかを,より良く理解する必要がある。以前の研究は,RAMP1の細胞外部分が,これらアンタゴニストの結合に重要であり,トリプトファン-74が重要な相互作用部位であることを示している。ヒトRAMP1の細胞外部分の結晶構造は,トリプトファン-74を,CGRP受容体リガンドと相互作用すると仮定された,疎水性パッチに置き,リガンド結合に重要な近くの残基も同定している。この研究では,アラニン置換戦略を用い,RAMP1のこれら残基が果たす役割を検討した。アンタゴニスト結合におけるトリプトファン-74の役割を確認し,テルカゲパントの結合に重要であるが,BIBN4096BSの近い類似体,コンパウンド3には重要でない,アルギニン-67も同定した。トリプトファン-84を,非ペプチドアンタゴニストおよびペプチドCGRPとCGRP(8~37)の両方の高親和性結合に重要であるとして,同定した。これらデータは,アンタゴニストとアゴニスト活性に重要な,特異的なRAMP1残基を初めて正確に示し,CLRと結合ポケット界面を作るRAMP1のN末端ドメインと一致した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の受容体 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る