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J-GLOBAL ID:201002283997721319   整理番号:10A0926611

木製の橋の減衰定数と共振周波数に与えるアスファルト舗装の影響

Influence of asphalt pavement on damping ratio and resonance frequencies of timber bridges
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号: 10  ページ: 3122-3129  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: C0709B  ISSN: 0141-0296  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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木製の橋は死荷重に対する活荷重の比率が大きい軽量な構造物であるので,振動しやすく,従って振動を許容できる範囲の収めることが支配的な設計条件となる。従って,木製の橋の減衰特性を良く知ることが良好な供用性を保証する鍵となる。観察によるとアスファルト舗装された木製の橋は減衰を増加させていることが示唆される。そこで,本研究は2種類の実験用の橋に対してアスファルト舗装が減衰と共振周波数に与える影響について調べた。2つの橋は(1)メインスパン15.6m,二次スパン3.6m,幅1.6mの斜張橋,(2)長さ9.6m,幅1.6mの小さめの単純支持された橋である。デッキプレートは2種類のパネルから構成した:木製の斜交成層(CLT)と応力成層(SLP)。アスファルト舗装により一次共振周波数は斜張橋については23-26%,単純支持された橋については16-18%減少した。この結果から,付加質量は追加の剛性として作用することを示している。一次モードの減衰は舗装のない場合,両方の橋に対して0.5-0.66%であるが,舗装を施すと斜張橋,単純支持橋の減衰はそれぞれ2.2-2.6%,6.2-7.4%へと増大する。一次共振周波数と減衰の実験結果を有限要素による解析結果と比較すると,動的測定の間,かなりの量のせん断力が変換され,従って舗装は橋の剛性に寄与していることが分かった。アスファルトは温度に対する依存性が高いので,周囲の温度の中で減衰に与えるアスファルト舗装の有益な効果は,様々な温度で測定する必要がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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コンクリート橋,その他の材料を用いた橋  ,  アスファルト舗装,たわみ性舗装 
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