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J-GLOBAL ID：201002284024221319   整理番号：10A0102346

光干渉法による画像再構成

Image Reconstruction in Optical Interferometry

著者 (2件)： THIEBAUT Eric (Centre de Rech. Astrophysique de Lyon) ,  GIOVANNELLI Jean-Francois (Univ. Bordeaux)
資料名： IEEE Signal Processing Magazine  (IEEE Signal Processing Magazine)
巻： 27  号： 1  ページ： 97-109  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： H0928A  ISSN： 1053-5888  CODEN： ISPRE6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多望遠鏡式光干渉法が開発されて以来その技術は高度に進歩した。この光干渉法は天文学分野で広く用いられ,高い角度分解能で特有の情報が得られるので恒星表面や前主系列星環境,活性銀河中心等の観測に用いられている。干渉計自身は直接的に画像を構成できないので干渉計によるデータを用いた画像再構成法が必要である。ここでは,多種の画像再構成アルゴリズムを紹介しそれらの特徴を比較した。多望遠鏡式光干渉法では輝度分布のFourier変換に対するスパース測定を行うので周波数領域でこれを補うことが画像再構成上の課題であり,これに対しては逆問題法のフレームワーク内で処理している。またFourier位相情報の欠損に伴う問題やモデル非線形性に伴う問題も生じるが,これらに対しては同じフレームワーク内で特殊なアルゴリズムを開発して対応している。従って多種のアルゴリズムはこの逆問題フレームワークの中でのある制約条件下における混合基準値最小化アルゴリズムでもあることを示した。この混合基準はモデル画像の無矛盾性に関する尤度と画像を事前分布に近いものに保持するための正則性で表される。

シソーラス用語： *天体観測 ,  *光干渉法 ,  *画像再構成 ,  逆問題 ,  最大エントロピー法
準シソーラス用語： 自己キャリブレーション

分類 (3件)： 宇宙線・天体物理観測技術  (DB01000N) ,  干渉測定と干渉計  (BD07070G) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (2件)： 光干渉法 ,  画像再構成