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J-GLOBAL ID：201002284033027940   整理番号：10A0072174

空調用R410Aスクロール圧縮機の高効率化に関する実験的研究-第2報:圧縮室への給油方式の変更による高効率化-

Experimental Study for High Efficiency on R410A Scroll Compressor-2nd Report: Efficiency Improvement with New Oil Injection to Compression Chambers-

著者 (6件)： 澤井清 (パナソニック ホームアプライアンス社 アプライアンス開発セ) ,  鶸田晃 (パナソニック ホームアプライアンス社 アプライアンス開発セ) ,  作田淳 (パナソニック ホームアプライアンス社 アプライアンス開発セ) ,  飯田登 (パナソニック ホームアプライアンス社 アプライアンス開発セ) ,  森本敬 (パナソニック ホームアプライアンス社 アプライアンス開発セ) ,  石井徳章 (大阪電通大 工)
資料名： 日本冷凍空調学会論文集  (Transactions of the Japan Society of Refrigerating and Air Conditioning Engineers)
巻： 26  号： 4  ページ： 387-395  発行年： 2009年12月31日 
JST資料番号： X0662A  ISSN： 1344-4905  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： R410Aスクロール圧縮機の効率を高める新しい給油機構として,旋回運動を利用した間欠給油機構を検討した。密閉容器内に貯留するオイルを質量流量を計測しながら圧縮室へ供給し,供給量と性能の関係を調べた結果に基づき供給量を低減する機構である。供試スクロール圧縮機の構成及び冷媒とオイルの流れを説明した。圧縮室へのオイル供給量と性能の関係について,実験装置と性能評価条件,及びオイル供給量と性能に関する実験結果を説明した。圧縮室への給油機構の検討として,従来の給油機構,新給油機構の方向性,及び間欠給油機構の検討を説明した。間欠給油機構を流れるオイル流量を見積もる理論計算式を導き,その妥当性を実験で検証した。圧縮室へのオイル供給量を最適化することにより,COPは1~2%向上した。

シソーラス用語： *圧縮冷凍機 ,  *スクロール圧縮機 ,  *給油 ,  最適化 ,  間欠流 ,  流量測定 ,  性能評価 ,  成績係数 ,  エネルギー効率 ,  空気調和
準シソーラス用語： 計算式 ,  旋回

分類 (2件)： 冷凍装置  (PD03000T) ,  潤滑法  (QB02020D)

物質索引 (1件)： R-410A

引用文献 (16件)：

• FAIRBANKS, S. C. Appliance. 1994, 51, 2, 98-102
• KOHSOKABE, H. ASHRAE Trans. 1996, 102, Pt 2, 34-39
• 佐藤和弘. 空気調和・冷凍連合講演会講演論文集. 1996, 30, 5-8
• 坪野勇. 空気調和・冷凍連合講演会講演論文集. 1997, 31, 13-16
• 藤村和幸. 空気調和・冷凍連合講演会講演論文集. 2004, 38, 151-154

タイトルに関連する用語 (6件)： 空調 ,  R410A ,  スクロール圧縮機 ,  高効率化 ,  実験的研究 ,  給油