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J-GLOBAL ID:201002284041580977   整理番号:10A0118152

メタン発酵消化液のリン酸マグネシウムアンモニウム工程由来高アンモニア廃水に対する部分的硝化処理

Partial nitrification treatment for high ammonium wastewater from magnesium ammonium phosphate process of methane fermentation digester liquor
著者 (7件):
資料名:
巻: 109  号:ページ: 124-129  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: G0535B  ISSN: 1389-1723  CODEN: JBBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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揺動床式リアクタでのリン酸マグネシウムアンモニウム沈殿工程からメタン発酵消化廃液の部分的硝化処理を検討した。本リアクタは35°C,pH7.5~7.8間の条件下で運転した。種付スラッジとして慣用の活性汚泥を利用したが,実験開始時点で既に部分的硝化を達成していた。2.0kg-窒素/m3/日の窒素負荷速度において最大亜硝酸生産速度は1.0kgNO2-窒素/m3/日であった。安定実験時における平均廃液NO2-窒素/NH4-窒素比及び廃液NO3-窒素濃度はそれぞれ1.04±0.34及び5.7mg/lであった。150日間運転後には,スラッジ容量指数値が15ml/g減少し,懸濁性スラッジ粒子サイズの中央値が80μmの約3倍である260μmまで増加した。種付スラッジと部分的硝化スラッジ間の無機質分析の比較では部分的硝化スラッジの無機質含量が種付スラッジに比べて約3倍増加することを実証した。高カルシウム濃度の原因は高密度フロック形成とスラッジの優れた定着能に密接な関係があると考えた。変性剤濃度勾配ゲル電気泳動(DGGE)とDNAクローンの両解析法で,異なる時間に採取した試料間で著しい微生物的差異が存在することを証明した。安定な部分的硝化性能を獲得した後の優占性微生物種はNitrosomonas属であった。これらの結果は,揺動床リアクタ技術がAnammox処理用の前処理技術として成功裡に利用できるという著者らの既報の結果を立証した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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下水,廃水の生物学的処理  ,  農業廃棄物の廃水処理  ,  反応操作(単位反応) 
タイトルに関連する用語 (5件):
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