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J-GLOBAL ID：201002284043197933   整理番号：10A0081473

有機性廃棄物からのバイオマスエネルギー回収技術

著者 (1件)： 福井久智 (鹿島建設)
資料名： 電力土木  (Electric Power Civil Engineering)
号： 345  ページ： 99-102  発行年： 2010年01月05日 
JST資料番号： F0057A  ISSN： 0386-2895  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国内におけるバイオマス系循環資源の発生量は,年間約3.1億トンにも達するとされており,近年,各種バイオマスの性状に応じた嫌気性消化処理システムが開発されている。一連の嫌気性消化反応は,機能分化された複数種の微生物が順次働く形で進行し,最終産物であるメタンと二酸化炭素を生成する複雑な反応である。このため,バイオマスの効率的な処理を行うには,律速となる微生物反応を見極め,律速反応に適応したシステムの構築が重要となってくる。本稿では,各種バイオマスの性状に応じた嫌気性消化システムと,その実用化施設について紹介を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： *廃棄物 ,  *生物エネルギー ,  *エネルギー回収 ,  技術展望 ,  嫌気性処理 ,  廃棄物処理 ,  *有機性廃棄物
準シソーラス用語： 混合消化

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

引用文献 (8件)：

• 環境省. 平成21年度環境白書. 2009, 175-209
• IWA Task Group for ADM1. Anaerobic Digestion Model No. 1. 2002, 4-5
• 福井. 高濃度バイオマスの嫌気性消化リアクタ設計手法. バイオガスの最新技術. 2008, 199-206
• SPEECE, R. E. Anaerobic Biotechnology for Industrial Wastewaters. 1996, 54-56
• 後藤. 有機性廃棄物からのバイオガス回収技術とその利用の現状. 水環境学会誌. 2004, 27, 10, 627-631

タイトルに関連する用語 (2件)： 有機性廃棄物 ,  バイオマスエネルギー