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J-GLOBAL ID：201002284056982303   整理番号：10A1065498

組込み系ディジタルシステム設計技術修得プログラムにおける技術者育成について

著者 (5件)： 千葉慎二 (仙台高専) ,  與那嶺尚弘 (仙台高専) ,  佐々木正明 (仙台高専) ,  菅原浩弥 (仙台高専) ,  鹿股昭雄 (仙台高専)
資料名： 電気学会次世代産業システム研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： IIS-10  号： 56-65  ページ： 9-12  発行年： 2010年09月10日 
JST資料番号： X0579A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 仙台高専では組込みシステム技術者不足を背景とし,平成19~21年度に文部科学省社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム「組込み系ディジタルシステム設計技術修得プログラム」を実施した。本論文では,1)C言語による組込み系ソフトウェアプログラミング,2)ハードウェア記述言語によるディジタル回路設計,3)ソフトウェアとハードウェアをトータルに設計できる能力の修得を目的とする本事業の概要を示した。まず,1)に対応する設計基礎コースでは3種類いずれかのMPU(Micro Processing Unit)をターゲットとしてC言語を学習させ,2)ではHDL(Hardware Description Language)による回路設計,シミュレーションによる設計回路の動作解析,CPLD(Complex Programming Logic Array)を用いた設計回路の動作確認を学習させる。また,3)を修得させる応用開発コースではMPUとCPLDからなる組み込みボード(カメレオンAVR)や小型ロボット(Donkey)を用い,CPLD内に設計したハードウェアをMPUで制御するソフトウェア設計を行う。さらに,各コースでは講義実習とともに,eラーニング学習による自学自習が行えるようにした。

シソーラス用語： *技術教育 ,  専門学校 ,  システム ,  C言語 ,  *計算機プログラミング ,  ハードウェア記述言語 ,  ディジタル回路 ,  *回路設計 ,  マイクロプロセッサ ,  計算機シミュレーション ,  シミュレータ ,  PLD【IC】 ,  プリント基板 ,  ハードウェア設計 ,  *eラーニング ,  組込みシステム
準シソーラス用語： CPLD ,  MPU ,  回路シミュレータ ,  高等専門学校 ,  *情報教育

分類 (4件)： 技術教育  (JA01050T) ,  計算機システム開発  (JD02010R) ,  CAD,CAM  (JE10000A) ,  CAI  (JE09000G)

引用文献 (3件)：

• 経済産業省商務情報政策局情報処理振興課:「2009年版組込みソフトウェア産業実態調査報告書--経営者及び事業責任者向け調査--」, 経済産業省, pp. 9-10(2009)
• Shinji Chiba, Takahiro Yonamine, Masaaki Sasaki, Kohya Sugawara, Akio Kanomata “Design of a blended e-learning curriculum for embedded system engineering”, Proc.8th IFAC Symposium on Advances in Control Education, ThC02.3(2009)
• Takeyuki Kodama, Yudai Suzuki, Shinji Chiba:“Development of a Remote Practice System for Embedded System Education”, Proc. IEEE/ASME International Conference on Mechatronic and Embedded Systems and Application, pp. 53-58(2010)

タイトルに関連する用語 (4件)： 組込み ,  ディジタルシステム ,  設計 ,  技術者育成