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J-GLOBAL ID:201002284082807080   整理番号:10A1122043

北日本の北海道において沿岸砂質サイトの埋没したアンド土層による過剰な土壌水分に起因するクロマツ(Pinus thunbergii Parlat.)林分の衰退

Decline of Pinus thunbergii Parlat. stands due to excess soil moisture caused by a buried andosol layer at a coastal sand site in Hokkaido, northern Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 341-346  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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日本の北海道南西部の長万部において,沿岸のクロマツ林分の衰退に及ぼす過剰な土壌水分の影響を示すために,4年間土壌水分含量をモニターした。異なる土壌型(沿岸砂土,供給された表土,埋没し固められたアンド土)の飽和透水係数(Ks),および埋没し固められたアンド土層の分布を調べた。過剰な土壌水分に対するクロマツのリアルタイム応答を知るために,針葉の長さも調べた。ひどい被害を受けたサイトにおける土壌水分含量は,被害の少ないサイトより不均一であり,大地に近いセンサーは,被害を受けたサイトにおいて被害の少ないサイトより常に高い土壌水分含量を報告した。埋没し固められたアンド土層は,ひどい被害を受けたサイトにおいて常に見いだされた。アンド土層のKs値は10~5であり,この層の透水性が低く,このサイトにおいて過剰な土壌水分をもたらしていることを示した。ひどい被害を受けたサイトに由来するクロマツの針葉は,おそらく水分ストレスのために被害の少ないサイトのものより短かった。調査サイトにおける樹冠の枝枯や強い側方成長などの他の症状と共に,この情報は,長万部のひどい被害を受けたサイトにおけるクロマツの衰退が,透水性の少ない埋没し固められたアンド土層による過剰な土壌水分に起因しているとの結論に導いた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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森林の天然更新  ,  土壌物理 
引用文献 (31件):
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