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J-GLOBAL ID:201002284109630625   整理番号:10A0522899

熱分析の有力な反応速度標準としての種々気体内におけるKMnO4の分解

Decomposition of KMnO4 in different gases as a potential kinetics standard in thermal analysis
著者 (2件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 145-153  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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固体分解反応の反応速度標準としての過マンガン酸カリウム(KMnO4)の可能性はその解離性蒸発機構によって推測され,またその結晶構造からも実験的に支持されている。今回予測に一致して,KMnO4の分解速度は気体の種類(ここではHe,空気,CO2,及びAr)に依存しないこと,さらに測定法(等温又は動的)にも依存しないことが分かった。KMnO4は,理想の反応速度標準としての諸要求にも適応した。第三法則に基づいて決定した反応のモルエンタルピー(ΔrT/ν)は,優れた再現性を示した。上記四種の気体中における全12の実験から得たΔrT/νの平均値は,138.3±0.6kJ/molであった。この値は,種々の気体中における等温測定と第二法則によって算出した値,すなわち138.1kJ/molに一致した。理論から予測されるように,第二法則法及びArrheniusプロット法のランダム誤差は10~20倍大きかった。さらに,動的測定の事例におけるこれらの方法の使用は,収縮モデルの不正確な選択によって引き起こされる大きな系統的誤差に関連した。第三法則法の場合には,これらの誤差は実質的に含まれていない。
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分類 (3件):
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その他の無触媒反応  ,  無機化合物の化学分析  ,  塩 
タイトルに関連する用語 (5件):
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